上から目線がウザい!マウンティング過敏とは

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上から目線がウザい!マウンティング過敏とは

 いつの世もオトナたちにとって「最近の若いやつ」はよくわからないものですが、近年ますます若者の採用やマネジメントは難しくなっています。

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パワハラが気になって指導しにくい。

じっくり話したいけど飲みに誘っていいかわからない。

何がモチベーションかわからない。

優秀な人ほど急に辞めてしまう。

職場のオトナたちからは、こんな悩みの声が尽きません。

最近の若者たちは、いったい何が不満で、何を望んでいるのでしょうか?

本企画では、ツナグ働き方研究所所長・平賀の著書『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』から、若者の職場での生態を表す20のキーワードを紹介。彼らの労働観や仕事に対する考え方を解き明かしていきます。

あなたの職場の若者は、どのキーワードに当てはまるでしょうか!?

ぶっちゃけ、アナタの上から目線がウザい!

「マウンティング」という言葉を聞いたことがあるでしょう。またがるとか上に乗るという意味です。よく格闘技の実況で「マウントをとる」と言いますが、アレと同じです。最近は対人関係で相手より優位に立とうとする行為に対して「マウンティングする」などと使われます。

オトナ世代は、上から降りてきた話はとりあえず受け止めてきたと思います。上司や先輩が言っていることを「上から目線」とは思いませんし、もちろんマウンティングされているという意識もないはず。多少の疑問や不満があっても「それが仕事」だと自分を納得させてきたことでしょう。

しかし若者たちは、このマウンティングに非常に敏感です。「自分のほうが上」とばかりに知識をひけらかしたり、一方的に話してきたりする人にアレルギー反応を示します。SNSでも、年齢や肩書きに関係なく上からものを言う人は、つながりから弾かれるだけ。

職場の上司や先輩に対しても同じです。だから「部長って、めちゃめちゃマウンティングしてくるよね」などといった会話が平気で展開されます。そもそも部長は役職上の立場が上です。優位に立とうなどといった意識もないでしょう。しかし、そのくらい若者は「上から来られる」ことに過敏なのです。

ちなみに、マウンティングとは無縁なイメージの代表が青山学院大学の原晋監督でしょう。選手ありきのフレンドリーな指導に定評があり、体育会系にありがちな部員の上下関係も廃しました。箱根駅伝4連覇という成果が、若者のハートをつかんでいるなによりの証拠です。

[文:ツナグ働き方研究所(https://tsuna-ken.com/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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平賀充記(ひらが・あつのり)

ツナグ働き方研究所 所長
1988年リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)に入社。「FromA」「FromA_NAVI」「タウンワーク」「とらばーゆ」「ガテン」などリクルートの主要求人媒体の全国統括編集長を歴任。 2014年株式会社ツナグ・ソリューションズ取締役に就任。2015年ツナグ働き方研究所を設立、所長に就任。2019年よりツナググループ・ホールディングス エグゼクティブフェロー就任。著書に『非正規って言うな!』『サービス業の正しい働き方改革・アルバイトが辞めない職場の作り方』(クロスメディアマーケティング)、『パート・アルバイトの応募が殺到!神採用メソッド』(かんき出版)、『なぜ最近の若者は突然辞めるのか』(アスコム)。


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