花粉症だけじゃない!アレルギー性鼻炎の解消法

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花粉症だけじゃない!アレルギー性鼻炎の解消法

 今日はアレルギー性鼻炎についてお話ししたいと思います!

花粉症だけじゃない!アレルギー性鼻炎、鼻のムズムズの解消法をご紹介します!

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鼻炎はなぜ起きるのか?

人間の体には免疫という機能があります。体の中に異物が入ってきた時にそれを特定し、排除する働きをします。一度体内に侵入した異物に対応するための自己防衛の機能です。しかし、この免疫機能が過剰に働いてしまう場合があります。身体に害のない物も異物とみなし、身体にとって不都合な自己防衛(免疫反応)を引き起こす事があります。この不都合な自己防衛(免疫反応)のことをアレルギーと言います。アレルギー反応を引き起こす原因物質のことをアレルゲンと言います。

花粉症における花粉=アレルゲンです。通年性ではダニ、カビ、ハウスダストがアレルゲンとなります。
アレルゲンの種類は右記以外にも様々で、どのアレルゲンに対してアレルギー反応を示すかは人によって異なります。
誰もが花粉を吸い込むことにより症状を現すのではなく、アレルギーを起こしやすい体質を持った人が発症します。ご存知のように日本では杉、ヒノキ、イネ科植物、ブタクサ(秋季)などの花粉やハウスダスト、ダニの死骸が鼻の粘膜の1番表層の部分に取り込まれて、そこでアレルギー反応を起こすことが原因となります。ディーゼルエンジン車の排気ガスの成分も鼻の粘膜を傷害し発症要因として挙げられています。花粉などのアレルギーの無い人も長期間、異物である花粉を吸い続けると身体に抗体ができてしまい発症してしまいます。

アレルギー性鼻炎か、その他の鼻炎か?

鼻炎の症状(鼻水、くしゃみ、鼻づまりなど)がある場合に、それがアレルギー性鼻炎なのか、ほかの原因によるものかは鼻の粘膜の腫れ方、血液検査を行うことで調べることができます。また、アレルギー性鼻炎と診断されたら、さらにその原因となっているアレルゲンは何なのかも皮膚テスト、血液検査で調べることが可能です。

害のない物質なのに攻撃!それがアレルギー反応

自分にとってのアレルゲンが特定できれば、できるだけ、アレルゲンに触れない様に、こまめな部屋の掃除、洗濯、清潔を保つことで、ある程度アレルゲンと触れる機会を減らすことが可能です。 それでも完全にアレルゲンに触れないということは難しいです。

春が近づくと心も何故かウキウキとしてきて嬉しくなりますね。しかし花粉アレルギーの人にとっては鼻がムズムズしてきて、ああ春が来たと手放しで喜んではいられません。やれマスクだ、メガネだと気分は憂鬱になってしまいます。

花粉症の症状は初期には鼻水タイプの風邪の症状に似ています。しかし症状が長期間に及ぶようになると、鼻閉、クシャミ、目と鼻の痒み、臭覚障害、咳、耐えがたい身体のだるさ、後頭部から肩にかけての凝り、頭痛と花粉症でない人には想像を絶する辛さです。

東洋医学的に考えると…?

アレルギー性鼻炎になる原因には外因(花粉やカビなど)と内因(身体が弱った状態)があります。
花粉症は肺や脾臓の機能が落ちて(気虚体質)起こると考えます。さらに症状が進むと腎虚と言って腎臓の働きが弱ります。肺は蓄痰の臓器で弱ると痰が溜まりやすくなり、鼻水や透明の痰が多くなります。脾臓は生痰の臓器で弱ると肺の症状を余計に悪くします。脾臓は冷たい物、甘い物、脂っこい物の摂りすぎでその働きを損ねます。 腎臓は先天の元気と言って生まれ持った体力を蓄えています。水に関係する臓器なので、薄着や冷たい飲み物で乾燥の状態は腎虚となり発症すると考えます。

過労や睡眠不足のままでの仕事、暴飲暴食、食生活の偏り、PCのし過ぎでの眼の酷使、喫煙や飲み過ぎなどはなるべく避けたいですね。

どういう人が鍼に来るの?

当院の隣は私の弟がしております耳鼻咽喉科なので、その患者さんも多くおられます。
薬だけではなくて鍼灸もしてみようと思われる方は、出来れば自然に自分の持っている免疫力で治したい、薬(ステロイドなどは)はなるべく使いたくないという方が殆どです。しかし、症状があまりにもひどい場合は強い薬を使わなくてはならない場合もあります。

花粉症(アレルギー性鼻炎)の治療ツボ

鼻の周りのツボを選んで、症状にあわせて一番よく効くところに治療します!

●晴明 (せいめい) 目頭の内側で鼻陵をはさんで指圧するとズーンとする所です。
●迎香 (げいこう) やはり鼻の通じを良くします。鼻孔のふくらみの外側です。
●上星 (じょうせい) 前髪の生え際から指1つの幅を上に上がった所で押さえると痛く凹む所、蓄膿にお灸をして効果があります。

今年の春はいろいろ対策しながら、さわやかな気分で過ごしましょう!

[文:meilong スタッフ]

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

石川美絵

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに100件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたくmeilong恵比寿院をオープン!


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