パナソニック初!完全ワイヤレスイヤホン3モデルが今春発売

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Bluetoothイヤホンの需要が拡大している昨今。特にケーブル不要な完全ワイヤレス型への注目が高まっている。そんな中、パナソニックは同社初となる完全ワイヤレスイヤホン3モデルを発表。今年4月中旬の発売に先がけて、報道陣向け発表会を開催した。
冒頭では完全ワイヤレスイヤホンにおける利用状況などの説明が実施。パナソニックが行なった調査によると、完全ワイヤレスイヤホンは通勤・通学中や、散歩や街中を歩くシーンで多く活用される傾向にあるとわかったという。さらに音楽や映像の音を楽しむ以外に、通話としての機能が使用されることも多いと判明したとのことだ。
キャプチャ2 新製品の音質や機能、デザインを実際に体感する場も設けられた。こちらは「RZ-S30-W」(市場想定価格:1万3千円前後)。カラーは3色を展開する。新開発タッチセンサーアンテナにより、安定したBluetooth接続性と小型化の双方を実現。また直径6mmのドライバーを搭載したことで、ナチュラルなボーカルとクリアなサウンドを生み出す。さらに通話性能や防滴仕様など、ユーザーの使いやすさに配慮したデザインとなっている。
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実際に装着して音楽を聴いてみたところ、小型とは思えないほどの音質の良さを感じた。筆者は普段スマートホンの純正イヤホンを使用しているが、まるで本格的なヘッドフォンで聴いているような感覚であった。また小さな耳にもフィットしやすいコンパクトサイズのため、女性や子どもにもピッタリであると言えるだろう。
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「RZ-S50W」(市場想定価格:2万1千円前後)。業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現した「デュアルハイブリッド ノイズキャンセリング」を搭載。さらにビームフォーミング技術と風切音対策によって、ノイズを抑えた明瞭な音声で通話することができる。
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専用アプリ「Panasonic Audio Connect」を使用すれば、各種設定や音質のカスタマイズも可能。左右イヤホンのバッテリー残量やモードの確認から、イヤホンを紛失した時に捜索できる「ヘッドホンを探す」機能まで搭載されている。
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「EAH-AZ70W」(市場想定価格:3万1千円前後)。総合Hi-Fi オーディオブランド「テクニクス」のステレオインサイドホンEAH-TZ700の開発で培った技術より音楽本来の躍動感と豊かな空間性を実現。ドライバー前後の空気の流れを制御する「アコースティックコントロールチャンバー」を搭載する。「RZ-S50W」同様に、外側のマイクから周囲のノイズを取り込み、精密なデジタル制御を行う「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」が備わる。さらに10mmダイナミック型ドライバーによってゆとりある音を生み出す。
キャプチャ8
「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」の効果を検証すべく、会場は飛行機内をイメージ。
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イヤホンを装着すると同時に、会場内にフライト時同様の騒音が実験的に発生。何もしない状態では周囲の音がそのまま耳に入ってくるが、ノイズキャンセリングを設定することによって、騒音が大幅に軽減されるのを実感できた。旅や出張時の移動中に重宝しそうだ。
今回発表された3モデルすべてに、イヤホンに触れるだけで再生や一時停止、音量の上げ下げなどの操作が行える「タッチセンサー」を採用。スマートフォンをバッグやポケットから取り出すことなく操作することができる。従来のラインナップに新しく加わった、パナソニックの完全ワイヤレスイヤホン。独自の音響技術やノイズキャンセリング搭載による“音の体験”は大いに話題を呼ぶことに間違いないだろう。

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