米証券取引委員会(SEC)がスティーヴン・セガールに罰金 「SECが”アウト・フォー・ジャスティス(正義を求める)”」

2月27日、米証券取引委員会(SEC)は、連邦証券法が定める反トウティング条項に違反したとして、俳優のスティーヴン・セガールに31万4000ドル(約3400万円)の支払いを命じ、セガール本人も支払いに同意したことを発表しました。

31万4000ドルという金額の内訳ですが、利益の不正所得分の返還(利息込)として15万7000ドル(約1700万円)、罰金が15万7000ドル(約1700万円)となっています。

Actor Steven Seagal Charged With Unlawfully Touting Digital Asset Offering
https://www.sec.gov/news/press-release/2020-42[リンク]

2018年にBitcoiin2Gen(B2G)のブランド大使に就任したセガールは、25万ドル(約2700万円)とB2Gトークン75万ドル(約8100万円)相当の対価と引き換えに、B2Gへの投資を自身のFacebookアカウントなどで促しました。

ZEN MASTER STEVEN SEAGAL HAS BECOME THE BRAND AMBASSADOR OF BITCOIIN2GEN
https://www.facebook.com/notes/steven-seagal/zen-master-steven-seagal-has-become-the-brand-ambassador-of-bitcoiin2gen/10156242535668179/[リンク]

しかし、セガールがB2Gからの報酬を開示しなかったことで、「証券と見なされる仮想通貨を宣伝する著名人等の個人は、宣伝行為の対価の内容を開示しなければならない」と定められた反トウティング条項に違反したことになります。

https://twitter.com/SEC_News/status/1233032539318706184

このニュースを受けて、SNS上には以下のような声が集まっています。

・彼はロシアに移住して議員になるんじゃなかったっけ?
・(SECは)彼に演技のレッスンを受けさせるべき
・空手コイン?
・ハズいね
・罰金額より報酬額のほうが全然多いんですけど
・SECが“アウト・フォー・ジャスティス(正義を求める)”
・スティーヴン・セガールがいつから“著名”な俳優になったんだ?
・“自称”俳優でしょ
・セガールは自分が“法の死角”だと思ってたんだろうね

※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/nytimes/status/1233373811472556032

※ソース:
https://www.sec.gov/news/press-release/2020-42

(執筆者: 6PAC)

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