ホームセンターで日本刀vs銃の一騎打ち！　内野聖陽のヤクザ姿が渋すぎる映画『初恋』

2020/01/31 19:30 藤本エリ映画

三池崇史監督×窪田正孝主演の映画『初恋』が2月28日（金）より公開となります。カンヌ国際映画祭監督週間やトロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門での上映は映画ファンを大いに沸かせ、異例の全米先行公開。世界30以上の映画祭から招待され、米批評家サイトRotten Tomatoesでは【96％フレッシュ】という高評価を獲得(2020年1月22日時点)している本作。世界中の映画ファンを虜にする三池監督”初”のラブストーリーの日本公開がいよいよ迫ってきました。

今回、ホームセンターを舞台に、内野聖陽さん演じる昔気質のヤクザ・権藤と顔正國さん演じるチャイニーズマフィアのボス・ワンの一騎打ちを切り取った新たな場面写真が解禁！

本作は、余命いくばくも無いと知らされ自暴自棄になっていたプロボクサー・葛城レオ（窪田正孝）が、何者かに追われる少女モニカ（小西桜子）を助けたことをきっかけに、裏社会に蔓延るヤクザ、チャイニーズマフィア、悪徳刑事たちのある”ブツ”を巡った抗争に巻き込まれていきます。

内野さんは、”ブツ”を追う昔気質のヤクザ・権藤を演じており、男の色気をダダ洩れさせながら時代遅れのダブルスーツを身にまとい仁義を貫くワイルドすぎる姿は、大ヒットドラマ「きのう何食べた？」（TX／19）で内野が演じた乙女なケンジに心を鷲掴みにされた日本中の女子たちも、新たな魅力に陶酔すること間違いなし！

刑務所で長い間過ごしているうちに時代が変わり組の弱体化を憂う権藤について、内野さんは「収監されていた間に彼の考えは非常に純化されて、仁義の世界への忠誠がものすごく過激に、原理主義的になっている。そんな彼にとって久しぶりの外の世界はきっと生きづらいもので、刑務所を出たときから、自分は過去の存在だという覚悟もあったでしょう」と明かすように、散り行く者の品格と美学を圧倒的な存在感と演技力で体現しています。

今回解禁されたのは、権藤の因縁の敵であるチャイニーズマフィアのボス・ワン（顔正國）が銃を担ぐのに対し、この時代に在りながらブレることなく武闘派を貫き日本刀片手に仁王立ちする権藤の姿が切り取られた場面写真。三池崇史監督が”ブツ”を巡る最終決戦の場に選んだホームセンターを舞台に、まるでキアヌ・リーブス主演の映画『ジョン・ウィック』シリーズの”ガン・フー”アクションのように、日本刀vs銃の異種格闘技が繰り広げられるどこか浮世離れした一騎打ちは、観客の熱狂を最高潮まで煽ります！

29もの映画祭へ出品し、世界中から「ぶっ飛んでる！」と称賛され映画ファンを沸かせ続けている本作がいよいよ日本に凱旋となります！是非、内野さんの大暴れっぷりを劇場でご覧ください！

【動画】映画『初恋』予告
https://www.youtube.com/watch?v=VaEs2-7pYx0 [リンク]