劇場版『巨蟲列島』声優 M・A・Oさん&立花理香さんインタビュー「過酷な状況で様々な感情に振り回されるような感覚を味わって」

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謎の旅客機事故により、とある島に流れ着いた「私立鳳翔高等学園」の生徒たち。 他の生存者と合流して救助を待つことにするも、その島は巨大な昆虫に支配された島だった…。 「マンガクロス」にて月間110万PVを超える話題作『巨蟲列島』が満を持して劇場アニメ化! 劇場版『巨蟲列島』が2020年1月10日より公開となります。

「私立鳳翔高等学園」の生徒たちをはじめ、登場人物を人気声優が演じている事でも話題の本作。今回は、主人公で昆虫の生態に詳しい織部睦美を演じたM・A・Oさんと、睦美の親友で真面目なクラス委員長、成瀬千歳を演じた立花理香さんのインタビューをお届けします!

――原作を読まれた際の印象や感想を教えてください。

M・A・O:蟲がとてもリアルだなと思いました!そして、登場する女の子がナイスバディーで(笑)。キャラクターの性格や心情もしっかり描かれていて、それぞれの人間関係が印象に残っています。蟲に驚き、色っぽいシーンにうっとりして、人間関係にドキドキ。様々な面で感情を揺さぶられました。

立花:絶対にこの島には行きたくないです(笑)! 私自身、昆虫が得意ではないので、蟲たちの描写が細かいところまでリアルで圧倒されてしまいました!でもページをめくると今度はお色気シーンがあって。なんだかアメとムチみたいな展開で、どんどん作品に引き込まれてしまいました。

――虫がお嫌いという立花さんですが、この昆虫なら大丈夫かもしれないって思える昆虫はいますか?どうしても飼わなくてはいけない事になったら? 

立花:うーん、どうしてもと言うなら……柔らかい系よりは、固い系の方がいいです。カブトムシとか。この巨蟲列島のおかげで、固い系の昆虫には少しカッコ良さを感じる様になってきました!なので、どうしても選ぶならカブトムシです。

――M・A・Oさんはこれだけはダメな昆虫はいますか?

M・A・O:こちらに向ってこない限りは大丈夫です。あっ!でもゴ〇ブリはだめですね。向かってこなくても…。ゴ〇ブリは、やっぱり…ダメですね…(笑)。

――虫が苦手な立花さんと、向かってこなければ大丈夫なM・A・Oさん。本当に睦美と千歳の様ですね! 初体験のジャンル(サバイバルホラー)となる「巨蟲列島」ですが、それぞれの役を演じる中で、苦労された点はどこですか?

M・A・O:睦美ちゃんは、好きなことに一途で自分の世界に入ってしまうところがあるキャラクターなので、とても共感できました。一方、私は睦美ちゃんの様に昆虫に詳しいわけではなかったので、蟲の解説をするシーンでは、どの様に伝えたら良いのかすごく悩みました。長いセリフも多かったのですが、睦美ちゃんの言葉として、説得力を出せるよう心掛けました。

立花:原作を読んで、どのキャラクターも表情がすごく豊かで迫力満点だと思っていました。なので、演じる時も原作にも負けないくらいに、感情豊かに表現する様に心掛けました。特に昆虫が好きな睦美が、生き残るために蟲を傷つけてしまい涙を流すシーンがあるんです。そんな睦美に声をかける千歳の、優しさや思いやりをうまく表現できるように原作を読み込んで、アフレコに臨みました。

――これから映画をご覧になる方に、メッセージをお願いします!

M・A・O:「巨蟲列島」では、蟲たちが生き生きと動き回っていて迫力満点です! 恐ろしさに絶叫するも良し、昆虫好きの方は細部のリアルさを観ていただくのも良し、皆さん、それぞれの楽しみ方でご覧いただける作品だと思います。そして、複雑な人間ドラマやお色気シーンも要注目です。過酷な状況で、様々な感情に振り回されるような感覚を味わっていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!!

立花:蟲たちも睦美たち人間も、互いに生き残る為に行動しているんです。普段は本能を隠して生きている人間が、本能のままに生きる蟲たちの支配する世界に放り込まれてしまう。そんな中で生き残る為に必死に頑張る姿や、人としての本能が垣間見える瞬間が面白いです。パニック感やドキドキ感をぜひ味わってみてください。もちろんお色気シーンも満載ですので、そちらも楽しみにしていてください。

『巨蟲列島』特集
https://getnews.jp/kyochuretto

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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