高校野球で史上初となる球速160km/時をマーク 花巻東・大谷翔平投手
本日行われた全国高校野球選手権岩手県大会準決勝で花巻東高校の大谷翔平選手(3年)が、高校生記録となる球速160km/時をマークし、全国の高校野球ファンをアッと驚かせました。
大谷選手はプロ野球各球団スカウトが注目するドラフト候補で、投球だけではなく打撃面においても高く評価されている期待の逸材のひとり。この日行われた準決勝・一関学院戦では今大会初めてとなる先発として登場しました。
6回表に2死2、3塁のピンチを迎えるも打者を強気のストレート攻め。フルカウントで投じた6球目、内角低めにズバリと決まったストレートが高校生初となる160km/時を計測しました。
ちなみにこれまでの記録保持者は現在オリックスで活躍中の寺原隼人投手。彼が日南学園時代に記録した157km/時が最高球速でしたが大谷投手はこれを3km/時更新。また、160km/時をマークした投球の前後でも安定的に150km/時台後半のストレートを投げており、文字通り“超高校級”の怪物っぷりが伺えます。
これに対しインターネット上では、
「高校生で160キロとか漫画かよ」
「マンガですら160km高校生は自重してたのに」
「顔もいいときた。こりゃ人気出るな」
「セットで160てリアル怪物やん」
「このままいくとプロ入り後は170だな」
と普段は辛口であろう高校野球マニアも絶賛。試合は花巻東が9対1で勝利し、甲子園出場まであと1勝と迫りました。次代の球界を担うニューヒーローは果たして甲子園の舞台に立てるのか。続く岩手県大会決勝・花巻東-盛岡大付の試合にも注目が集まります。
第94回全国高校野球選手権岩手県大会 準決勝(Youtube)
画像:Youtubeより
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