2020年開催のインディーゲームの祭典は「BitSummit The 8th Bit」に名称決定 JIGAが開催概要とクリエーターからのコメントを発表

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「国内のおもしろいインディー ゲームを海外に向けて発信していく」ことを趣旨に、2013年から過去7回開催されたイベント「BitSummit」。2020年5月9日(土)と10日(日)に京都・みやこメッセで開催される第8回イベントの名称は「BitSummit The 8th Bit(ビットサミット ザ エイト ビット)」に決定したことが発表されました。主催の一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(略称:JIGA)は、開催概要とクリエーターからのコメントを発表しています。

8のテーマは“フレキシビリティ”

2020年のテーマは「フレキシビリティ」です。2020年は5Gが始まりますし、クラウドゲーミングも本格化します。ゲームの可能性もさらに広がっていくということで、クリエイターは“どういうアイデンティティーで作品を作りますか?”ということで、作家性がものすごく重要になってくると思います。これから変わっていくゲームに対してどう対応していくのかも重要なスキルなのではないか、ということでのフレキシビリティです。(キュー・ゲームス クリエイティブディレクター 富永彰一氏)

ゲームジャムの開催規模を拡大

イベントの完成度を上げるという基本的な部分のベース強化に加え、8で行う新しい試みとして、前回取り組んだゲームジャムを京都から全国に広げるチャレンジをしたいと考えています。また、ここで作られた優秀な作品はBitSummit会場での展示とアワード進呈をいたします。この機会に沢山の方に参加して頂ける事を楽しみにしています。(ピグミースタジオ 代表取締役 小清水史氏)

メインビジュアルはゲームの歴史とつながりをモチーフに

毎年イベントを象徴するキャラクターを作っているのですが、それは基本的に日本の文化を大切にしていて、ポップカルチャーだったり、サラリーマンだったり、招き猫だったりします。2020年は8回目でついに“8ビット”が使えるということで、末広がりの富士山に8本足のタコが絡んでいる……というビジュアルを予定しています。タコの足はファミコンやメガドライブなど、歴代のゲームコントローラーを握っているんですよ。ゲームの歴史やユーザーや開発者がつながっていることを感じていただけたらと思います。(スケルトンクルースタジオ 代表取締役 村上雅彦氏)

BitSummit 創始者のジェームス・ミルキー氏コメント

BitSummitを開催するうえで、毎年の課題は、一貫性を維持しながら、新鮮さを保ち、進化させ続けることです。 私たちは、つねに日本のポップカルチャーやいままでのBitSummitからインスパイアを受け、数々のマスコットを紹介してきました。次回で8年目になるので、いよいよ8度目のBitです! 山を越え出現し、ビデオゲームの歴史を象徴する8つのゲームコントローラーを振り回す巨大タコがシンボルです! ビデオゲーム史のあらゆる側面を取り入れていることを表現しており、来場者の方々とともに成長し、それを毎年感じ続けられることを願っています。(クリエイティブディレクター ジェームス・ミルキー氏)

クリエーターから開催に向けてのコメント

Onion Games 木村祥朗氏

あの頃、インディーゲームを作りたくてもそこは霧に包まれた迷いの森のようで、怖くて前にすすめなかった。
だけどある日、僕はミルキーに出会って、あの最初のBitSummitの貧乏臭いパイプ椅子に座ってた。もしあの場にいなかったら、もし君に出会わなかったら僕は今ゲームを作ってないかもしれない。
Million Onion Hotel、勇者ヤマダくん、BLACK BIRD そしてmoon、全部なかったかもしれない。
心からありがとうミルキー&ビットサミット。

グランディング 二木幸生氏

昔、ゲームはどれも新しい体験を与えてくれました。新しいソフトを買うたびに、家に帰るのが待ちきれず、ワクワクしながらパッケージをあけ、電車の中で読む。そういうのがゲームだったと思います。今、そういった当時のワクワクを思い出させてくれる場所がビットサミットだと思います。今年もまたその季節がやってきます。今度は、どんな新しい体験が待っているのか、楽しみにしています。

ArtPlay 五十嵐孝司氏

BitSummitもう8回目になるんですね~
第1回を除いて参加なので、もう6回もお邪魔してるのか~
さて、昨今のインディーシーンですが、益々クオリティが上がり、我々のような自称プロ側が追い詰められるようになってまいりました。
好きこそ物の上手なれとは、よく言ったものです。
行く度に、我々ももっとゲームに愛を注いでいかないとと、引き締められております。
ゲームの熱気を直に感じることができるイベントです!

モリカトロン 森川幸人氏

生物の世界では、多様性が重要だと言われています。いろいろな生物がいることで、環境の急激な変化にも対応できるための仕組みです(だれかが生き残れる戦略)。ゲームの世界もきっと同じで、市場の急激な変化に対応できるよう多様なゲームが存在すべきだと思います。
BitSummitはまさにそのための「世界」だと思いますし、実際に実に様々なゲームに出会うことができるのでとても楽しみです。

BitSummit The 8th Bit 開催概要
BitSummit The 8th Bit(ビットサミット ザ エイト ビット)
日時:2020年5月9日(土)・10日(日) 10:00~17:00
会場:京都市勧業館 みやこめっせ 3階 第3展示場
主催:BitSummit 実行委員会
・一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会
(キュー・ゲームス/ピグミースタジオ/スケルトンクルースタジオ/BlackSheep)
・京都コンピュータ学院
・京都府
共催:KYOTO CMEX

BitSummit The 8th Bitは、現在一般出展者向けエントリーを受付中。応募締め切りは2020年1月10日(金)まで。

BitSummit
https://bitsummit.org/ja/

なお、JIGAは協会理事のベン・ジャッド氏の退任を発表。以下のコメントを発表しています。

【お知らせ】
この度、BitSummitの主催団体である一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会は、当協会の理事であるベン・ジャッド氏が当協会の理事を辞任したことをお伝えいたします。関係者の皆様、およびイベントを楽しみにされている方にはご心配をおかけしており、大変申し訳ございません。本件につきましては、ソーシャルメディア等で同氏及び同氏が経営するDangen Entertainmentが第三者より告発を受けている状況に鑑み、同氏から理事の辞任の申し出を受け、当協会がこれを受理したことによります。本協会はこの性質のすべての問題を真剣に受け止め、公正な包括的イベントの開催を目指し、京都と日本のインディーゲームシーンに歓迎されるように努めます。BitSummitが今後もよいイベントとなるようスタッフ一丸となって運営してまいりますので、引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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shnsk

宮原俊介(編集主幹) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長を務める。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

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