新潟の冬の味覚と観光情報を一度にゲットできる「雪国A級グルメ祭」チケット完売も納得のイベント内容を振り返ります！

2019/12/23 15:00 Nicheee!（ニッチー！）

今年で第5回目を迎えた「雪国A級グルメ祭」。新潟県魚沼地域の５市町村と、NEXCO東日本による魚沼地域の冬の楽しみ方紹介、美味しい日本酒、そして魚沼産コシヒカリに代表される美味しいお料理の数々。５回目にしてチケットが完売する大人気イベントになったのも納得。
今回は、参加各市町村が紹介した、それぞれの冬の楽しみ方を一気にご紹介します！

南魚沼

毎年３ｍもの積雪になるという南魚沼。東京に一番近い白銀の玄関口ということで、練馬インターから車で2時間。新幹線なら90分で市内に着けるという好立地に加え、180軒もの宿泊施設があるため、宿泊施設に困ることもない！しかも「雪道の運転って危ないんでしょ～？」という方にも朗報。市内は除雪体制も万全なので、スタッドレスタイヤさえ履いていれば雪道の運転も怖くないらしい！（らしい）。これって雪国への不安とハードル、かなり下がる情報です。

そんな南魚沼で毎年行われるのが「南魚沼　本気(マジ)丼」キャンペーン。レストランのオーナーシェフから鮨屋の親方、定食屋から居酒屋、果てはリゾートホテルの料理長までが本気で取り組む、「うおぬま」の食の一大キャンペーン。今年のキャンペーンは１２月いっぱいで一旦終了するが、海鮮からお肉、野菜に郷土料理まで、南魚沼には日本一のコシヒカリに合う美味しい料理がたくさんあるとの事なので、昼は白銀の世界、夜は美味しいお料理を堪能しに南魚沼に行ってみよう！

魚沼市

市内の８５％が森林だという魚沼市。豊かな自然が売りというだけあって、日本紅葉100選に選ばれている奥只見湖や、9月から10月のシーズンに見られる、山肌を雲が滝のように流れ落ちる「滝雲」などなど、一度は見てみたい自然現象が年間を通して見られるのだが、これから冬、春にかけて見られる貴重な現象も紹介された。
「雪流れ」
破間川ダム（あぶるまがわ）に現れる早春の雪景色。冬の間、積もった約4m近くの雪が、大量の雪解け水による水位上昇にともない雪の塊として水面に浮かび上がり、まるで流氷のように見える現象で、4月上旬～下旬の内2週間程の限られた期間のみ見られる。
「雪上桜」
雪解けを迎える春、雪解けの前に桜が咲くと雪の上に桜が咲くという珍しい光景が楽しめる。残雪の白、桜のピンク、新緑の緑のコントラストが美しい雪国魚沼の絶景。
しかし、春を待てないというあなたに、魚沼市の冬のとっておき情報も紹介された！なんと、平日のスキー場を半日、たった3万6千円で貸し切れるとの事！当然リフトも動かしてくれるうえに、最小催行人員1名というから、たった1人でスキー場を貸し切ることもできてしまう！！！今年スキーデビューしようと思っている方は、ぜひ貸し切りのスキー場でいかがでしょう？

十日町市

大地の芸術祭で有名な十日町市は、「スキー靴を履かない、長靴で楽しむスキー場」を提案。十日町にある「松之山温泉スキー場」では、空気の入ったボードに乗って滑走するエアボードや、自転車さえ運転できれば誰でもすぐに楽しめるスノーバイクなどなど、10種類ものスノーアクティビティが楽しめる。スキーやスノーボードには苦手意識がある方も、長靴で試せるなら試してみたいですよね？

そして、なんといっても十日町の冬は雪原で上がる正三尺玉でしょう。新潟県は長岡、柏崎、片貝と三尺玉を上げる花火大会がいくつもある、国内でも有数の花火県ですが、冬に三尺玉が見られるのはそうそうありません！ライトアップや音楽なども合わせ、まるでCGの中にいる感覚になるという花火大会を是非一度ご覧ください。

津南町

津南町からは、幻想的なスカイランタンの紹介。真っ白な雪原の中に浮かび上がる幻想的な灯籠の輝き。ランタンにメッセージを書き添えて天に祈りを届ける。空中に30ｍも上昇するといわれるランタンの輝きは幻想的という言葉がぴったり。しかし、残念ながら次回分のチケット販売は終了・・来年の申込みは11月頃を予定しているそうなので、次回申し込みをしたい方は津南町のHPを逐一チェックしましょう！
また、津南町のプレゼンでは苗場酒造さんが登壇した。実は、現在の代表は自分の作りたい酒を追求するために6年前に跡継ぎがいなかった苗場酒造に入り、日本酒づくりを始めたという経歴の持ち主で、歴は浅いながらも既に過去6年に4回、平成29、30年に関しては2年連続で全国新酒鑑評会の金賞を受賞している。

湯沢町

湯沢町はアルペンスキーワールドカップ2020の開催をアピール。世界最高峰のスキー技術を間近で見られる貴重な機会なので、皆さん生で世界の技術を体感しましょう！

また、サプライズで登場したのがミス駒子。今年で57代目になるミス駒子は、川端康成の「雪国」に登場するヒロインの名前を冠しており、湯沢町のPRを行っている。振り袖姿で会場に華を添えておりました。

最後は恒例のじゃんけん大会

料理も、新米コシヒカリの食べ比べに、コシヒカリにぴったりのおかず料理、さらには日本酒の試飲とどれも大盛況だったが、一番盛り上がったのは、やはりイベント恒例のじゃんけん大会。今回も、スキー場のリフト券やコシヒカリ、日本酒にお蕎麦まで、豪華賞品があたるとあって、みんなじゃんけんの結果に一喜一憂。

当サイトでもたびたび取材をさせていただいているが、年々人気が高まりチケットが完売する人気イベントになったため、来年を考えいる方は早めのチケット予約が必要になりそうです！