生主にインタビューしてみた! okailove編

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7月3日、都内某所にてokailoveさん(以下、okaiさん)とお会いした。okaiさんは『ニコニコ動画』初期の頃からの動画アップロード者で、過激で面白い挑戦を続けている変態ヲタ芸ダンサーだ。『太鼓の達人』も得意で、腕前は日本4位という。『ニコニコ生放送』ではお騒がせな一面もあるが、今回話してみた感触だと根は真面目で負けず嫌いな好青年であった。最近は多数のテレビ番組に出演し、なんとTVCM出演を果たすほどの人気を博している。本インタビューではそんなokaiさんの活動に注目して話を伺った。

―okaiさんは『ニコニコ』初期からいらっしゃいますが、『ニコニコ』を知ったきっかけは?
元々『YouTube』に転載されていたのを見つけたのがきっかけです。インターネットには『YouTube』のほうが先にあったじゃないですか。で、『YouTube』の中にコメント付きの『ニコニコ動画』が転載されていたんですよね。“おっくせんまん”とか“陰陽師”とかの弾幕付きの動画が上がっていて、見て気になっていました。2007年ごろですね。

―動画を上げようと思ったきっかけは?
藤崎瑞希さんをみて、その方に対する対戦メッセージをあげたのが最初です。あー、でも、本当の一番最初はネットのタイピングゲームをやってるだけのしょうもないものでした。藤崎瑞希さんってすごいんですよ。たぶん『ニコニコ動画』で顔を出したの最古参の方だと思います。僕が中1とか中2ぐらいの時に、藤崎さんが初の飲酒動画を上げたりしていたので恐らく20歳前後だと思います。顔出しをしていて煽(あお)っているっていうのがすごいと思います。あとはヲタケンさんとか、ハイポーションの動画とかを見ていて、自分も似たようなことをやりたいと思ったのがきっかけです。動画をアップしている変な人に対する憧れみたいなものがありました(笑)。色々な企画をやるようになったのは、名前が「岡井ラブ」であるように、元々は℃-uteの岡井千聖ちゃんに愛を捧げる目的でした。

―アイドルが好きなんですか?
当時中学1年生のときに、『きらりん☆レボリューション』のカードゲームをいじったのがきっかけでアイドルが好きになって、そこからハロプロにハマっていきました。

―なるほど(笑)ゲームをよくやるんですか?
『太鼓の達人』はもちろん、『ビートマニア』、『ポップン』、『ユビート』、『リフレク』といった音ゲー全般をやります。

―使った総額がすごいという話ですが
1日に1万円近く使っているので月に30万くらいなくなります。最高で月に仕送りで100万円もらっていて、そのうちの30万円を趣味に使っていました。

―仕送り100万!? しかも趣味だけに30万ですか!
僕はアイドルのライブとかにも行ってたんですけど、常に最前列を狙っていたので、オークションとかで買うと1公演で20万とかしますね。札幌まで行ったこともあります。

―お金があったからといってできることではないですよね。行動力がすごいと思います。

今でも岡井ちゃんが好き

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―そういえば『ニコニコ超パーティ』のときに岡井ちゃんと会いませんでしたか?
会いました! 僕は太鼓の達人として出たんですけど、僕の出番が℃-uteの次で。準備とかがあったのでしゃべりたいのにしゃべれないなーと思っていたんですが、ステージから℃-uteの方を見ていたら岡井ちゃんが手を振ってくれたんですよ! でも、そのせいか自分の中の妄想劇場が膨らみすぎて最近では自分の地元の駅前で岡井ちゃんが待機してるんじゃないかとか……ただの自意識過剰ですね!

―おお! それは貴重な経験ですね! 大満足でしょう?
目標は結婚です(キリッ

僕の名前は「岡井ちゃんラブ」のokailoveなんですけど、だんだん元々の意味を離れて”okailove”としての名前になってきているような気がしてきていて、僕の中でそこら辺の両立ができていないんですよね。今では本名岩本和也としてではなく普通の同級生からも『okailove』と呼ばれてしまいむしろ本名がネタになってしまうぐらいです…だけど岡井ちゃんはもちろん好きです!

過去の過激な自分

―『ニコ生』では随分と過激なことをしていましたが?
昔は凄かったですね。そういった意味では自分は少し丸くなったかもしれません。

―昔企画していた今だったら絶対にできない事ってあります?
競馬場で馬と一緒に走っていたと思います。レミ・ガイヤールみたいなことがやりたくて。

―レミ・ガイヤールさんといえばフランスの江頭2:50と言われるほどの過激な人ですよね。スポーツの公式試合に乱入した様子が『YouTube』にアップされてたり(笑)。
レミ・ガイヤールがオフ会を開いたら幕張メッセが埋まるんじゃないかっていうぐらいの人数が来たんですよ。昔は憧れていたんですけど今はやりたいことが変わってきていて。

―今はどんなことを?
ダンス(ヲタ芸)をやりたい。

ヲタ芸を広めたい

―okaiさんと言えばヲタ芸というところがありますが、そもそもヲタ芸って何なんでしょうか?
ヲタ芸は愛情表現の一つで、サイリウムを使ってキレイに見せるパフォーマンスです。ヲタ芸を披露して色々な番組に出させて頂いているので、そういうふうにしてヲタ芸を広めていきたいと思っています。

また、変わったダンスとしてヲタ芸をエンターテインメントにしていきたいと思っていて、一種のジャグリングなんですけどポイというものを使った芸もあります。

―新しいダンスの開拓をしている感じですね
そうですね。

―ヲタ芸って難しそうですけどどのぐらい練習されているのですか?
最近はあんまり練習してないですが、一時期は手癖のようになっていてずっとヲタ芸の動きを練習していました。僕らはチームでやっているんですけど、チームと直接会って合わせるときの打ち合わせ時間があんまりないです。ヲタ芸は技がある程度決まっていて、その場で構成を話し合うだけで合わせることができるんですよ。

―おお、すごい! 合わせるのが難しそうだと思っていました
ヲタ芸で難しいのはサイリウムを間違えてしまうことです。僕の場合だと多くて1曲でサイリウムを14本使うこととかあって、この衣装なんでパンツの中に入れてるんですよ。『ダンマス2』の時にもパンツに入れていて、サビでサイリウムを使おうとしたらなくて(笑)。ポロポロこぼれてたんですよ。

―(笑) 対策考えなきゃいけないですね。
対策しようがないんですけどね。最近はサイリウムを床においています。あと、ヲタ芸の何がいいかといえば、場所を選ばなくてどんな曲にも合わせられることだと思います。ぶっちゃけていえば『君が代』とかでも打つことができます! 例えばダンス経験がない方でも恥ずかしささえ捨てる事ができれば見様見真似でみんなで気軽に打てるヲタ芸だったりするんで。

―共通言語ですね!
はい。

―ところでダンスの経験はあるんですか?
お母さんがダンサーのプロだったりしたのですが、僕はあんまりダンスの経験はないです。

―では運動神経がいいとか?
キックボクシングをやっていました。僕が日本代表になって海外に行ってタイ人と戦うということもありました。負けてしまいましたけど(笑)。

―キックボクシングのプロは考えなかったんですか?
いまだから言える話だけど、やめてよかったなと。元々足に余計な骨がある、有痛性外脛骨という病気で、足の痛みが取れなかったんです。それもあってやめました。それで道を外れたせいか、広く活動できているという(笑)。

生主としてのokailove

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―色々やってきたと思いますが、一番過激だったことはなんですか?
やっぱ超過激に一番ひどくやったのは、ひふみくんと秋葉原でナンパ配信をしていたことですかね。どっちも奪い取って俺が俺がという感じでヤバい内容になってました。だってもう普通の言葉が「パンツ見せて」だったり(笑)。

―ひどいですね(笑)
あと、お母さんをゲストに呼んだ回があったんですけど、そこでお母さんがバナナを食べただけでコミュBANになったことがあります。

―えっ
理由はよくわからないんですけど、食べただけでコミュニティがBANになりました。そんなんでBANされるんですかね?でも、今活動してるのはサブコミュがあったおかげというのもありますね。9000人ぐらいのコミュが偶然残っていたので。なんか知らないんですけど、お母さんがバナナ食べてBANになった後、放送外で渋谷のキングさんにめっちゃ説教受けたんですよ、2時間ぐらい。なんのために説教受けてるのかな、って。「okaiはこのままだと人生ダメだぞ」みたいな感じで全否定されましたね(笑)。

―とんだ災難でしたね…。
他にもいろんないたずらをされまして。

okailoveさんの受けたいたずらランキング
1位:覚えのない100万円の請求! 「大型テレビ買いましたよね?」
2位:接着剤で鍵穴が固められる!
3位:誕生日に着払いで『Wii』が届く!

―請求は大丈夫だったんですか!?
本人ではないという確認をしたので払わずに済みました。あと、番外編でこれはトラウマに近いんですけど、深夜にポストから「入れて、入れて」という紙がどんどん投函されてくるという事件もありました。それでずっとドアの前で叫んでるんですよ。「その人のブログを見たらokailoveを殺しに行く」とか書いてて。

―うわあ…
だから僕いま30歳ぐらいだと思ってます(笑)。いろんな経験をしすぎていて、同世代と話しても話が合わなくて。

okailoveさんから読者に一言

―今後やってみたいことはありますか?
なかなか忙しくて実際に動き出せないだけで、やってみたいことはたくさんあるんです。ネタバレになっちゃうのもあるから言えないのもあるんですが。

―ではまた期待してもいいんですね!?
最近全く放送できてないんですけど、落ち着いたらほんとに近々いろんなことをやりたいと思います。外配信の機材を買ったので外配信をやりたいとも思っています。夏過ぎたら落ち着くと思うので、暑さを吹き飛ばすような企画をやっていきたいと思います!
※8月になるかはわかりません

こうして1時間半に渡るインタビューは幕を閉じた。okailoveさんは、インタビュー中の姿のまま東京の街へと消えていった。

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srbn

ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621

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