【朝日杯FS】今年の阪神はスピード勝負だ 京大競馬研の本命は函館2歳王者の快速馬

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【朝日杯FS】今年の阪神はスピード勝負だ 京大競馬研の本命は函館2歳王者の快速馬

今年の阪神は逃げ馬有利

12月15日(日)に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ 芝1600m)。サウジアラビアロイヤルカップをレコード勝ちしたサリオスをはじめ、こちらもレコードで京王杯2歳Sを制したタイセイビジョン、デイリー杯2歳Sを完勝したレッドベルジュールなど、素質馬が集結した。
先週の阪神ジュベナイルフィリーズでは断然人気のリアアメリアが6着という結果に終わったが、同じく断然人気が予想されるサリオスはどうなるだろうか。馬場傾向やローテーションを中心に予想していく。

阪神12月開催の芝レースにおける逃げ馬(4角先頭)の成績
まずは、現在の阪神競馬場の馬場傾向から見ていく。先週の阪神JFではレシステンシアが逃げ切ったが、他の芝レースでも逃げ馬が多く馬券に絡んでいる。4角先頭の馬について調べると、先週は4-5-1-2で連対率は75.0%、先々週に至っては4-5-0-2で連対率は驚異の81.8%である。
また、3着内に入った逃げ馬のうち、4番人気以下であったのが先週は8頭、先々週は6頭いて、決して人気馬ばかりであったわけでもない。馬場の恩恵が大きいと考えるのが妥当であろう。この傾向は今年が顕著であり、昨年は50%弱、一昨年は10%強と、今年ほどの成績を残していない。今週も1週間を通してほぼ雨は降っておらず、馬場傾向は変わりそうにないので、逃げ馬を中心に組み立てたい。

前走重賞好走組がやはり強い

次に阪神開催に変わった2014年以降の3着内馬の前走成績を見ていきたい。最も優勝馬を出しているのがベゴニア賞組だが、今年はベゴニア賞勝ち馬のミアマンテは不出走。前走条件線組で馬券に絡むには、過去10年に広げても1着が必須条件であるので、ベゴニア賞2着のジュンライトボルトは静観が妥当か。

朝日杯FSの過去5年の3着内馬の前走成績

過去10年でベゴニア賞とリオンディーズを除けば、馬券に絡むのは前走重賞組であり、基本的にはサウジアラビアロイヤルカップ(旧いちょうS)、京王杯2歳S、デイリー杯2歳Sの3レースがステップレースとなっている。いずれも好走していることが条件だ。
その中で最も優勢なのはサウジアラビアロイヤルカップ組。2年連続で馬券に絡んでおり、その前の2016年と2015年はそもそも勝ち馬が出走していない。ただ、人気になりやすいのがネックである。

デイリー杯2歳Sを使っていて本番で3着内馬の距離経験(過去10年)と朝日杯FS3着以内馬の京王杯2歳S時点での実績(京王杯2歳S出走馬)

デイリー杯2歳S組は、短距離適性がある馬の方が優勢である。過去10年でデイリー杯2歳Sを使い、かつ本番で馬券内の馬は、1800m以上が未経験もしくは1400m以下のレースに出走経験があった。
京王杯2歳S組は、朝日杯FSが中山開催から阪神開催になったことで大きく傾向が変わった。中山開催の頃は、京王杯2歳S時点では1勝馬で、重賞連対実績がない馬が多かった(近4で例外はエイシンアポロンのみ)が、阪神開催に変わってからは、京王杯時点ですでに重賞連対実績または2勝以上が必須となった。もともと強い馬でないと通用しなくなってきているようだ。

本命は配当妙味も考えビアンフェ

以上を踏まえて、本命はビアンフェ。この馬はとにかく二の足が速い。函館2歳Sではゲート入りを渋り出遅れるも、あっという間に挽回して先頭に立ちそのまま逃げ切った。
前走はスタートを決めて一瞬で先頭に立ち、直線で目標にされながらも最後まで脚色は衰えず2着に粘った。このメンバーに入ってもダッシュ力ではまず負けないはずで、馬場の恩恵も生かしてあっさり逃げ切りもあるとみた。
京王杯2歳S組の好走条件も満たしており、距離延長が不安視され人気を落とすであろうここが絶好の狙い目だ。
対抗はサリオス。前走のサウジアラビアロイヤルカップは、いったんクラヴァシュドールに並ばれながらも、そこから鋭く伸びて快勝。レコードタイムだったのは馬場の恩恵が大きそうだが、それでも瞬発力勝負になればかなり強い。サウジアラビアロイヤルカップ組は相性も良く評価を落とす理由もないだろう。
3番手はタイセイビジョン。この馬は京王杯2歳S勝ち馬だが、今回は馬場傾向的に差し届かないように思われるのでここまでの評価としたが、能力はかなり高い。函館2歳Sでは唯一後方から上位に来ており、京王杯2歳Sではあっさり突き抜けた。展開さえ向けば勝ち切るまであるだろう。
以下デイリー杯2歳S組から、好走条件に当てはまるペールエールとトリプルエース、先行馬が残る流れを豪快に差し切った2戦が優秀で、兄弟にタガノブルグ(NHKマイル2着)やアイトーン(若葉S、1着)などがいて、芝でも走れそうなタガノビューティーをピックアップしたい。特にトリプルエースやタガノビューティーは人気がなさそうなので穴馬として期待したい。
レッドベルジュールとウイングレイテストは、デイリー杯2歳S組の好走条件を満たせず。力はあると思うが、ゆったりとしたペースの方が合いそうで、今後のクラシック路線で期待したいが、スピード色が強くなりそうな今回は見送りたい。(文:川崎)
朝日杯FS予想
◎ビアンフェ
〇サリオス
▲タイセイビジョン
△ペールエール
☆トリプルエース
☆タガノビューティー
《ライタープロフィール》
京都大学競馬研究会
今年で25周年を迎える、京都大学の競馬サークル。馬主や競馬評論家など多くの競馬関係者を輩出した実績を持つ。また書籍やGⅠ予想ブログ等も執筆。回収率100%超えを目指す本格派が揃う。


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