“ない”男にモテてもしょうがない! 『AneCan』が狙う「エリジブルメンズ」とは?

雑誌『CanCam』のお姉さん版として2007年に創刊された『AneCan』。『CanCam』を卒業し、可愛い系のファッションから、大人なファッションへとシフトする20代後半から30代の女性をターゲットとしています。

専属モデルは押切もえさん、蛯原友里さん、高垣麗子さん、真山景子さんなど。白、ピンク、淡色全開の“Can流”とは少し異なり、シャツやジャケットなど少し辛口なアイテムを着こなす“アネサー”たち。とはいえ、モテを念頭に置いた誌面作りは健在。

最新号では、「夏の女を磨くのは美人な白とかわいい黒!」と題し、「恋するもえOL×白! 愛する友里OL×黒!」などモテオーラ全開の企画が展開されています。

そして気になったのは、「エリジブルメンズに効かなきゃ意味なし! 「結婚(適)メンズ」に効く服」という記事。「エリジブルメンズ」とは、正式には「エリジブルバチェラー」と言い、「結婚に適した男性」を意味するそう。

20代後半から30代の大人の女性は、出会いや交際に結婚を意識する世代。この企画では「“ない”男にモテてもしょうがない」と男性の意見も交えながら「結婚(適)メンズ」に効く服が紹介されています。

例えば、「結婚(適)メンズ」のOKワードは、「花柄」「くびれ」「キレイめパンツ」「シャツ」など。「そりゃあ男ウケ良いでしょうよ!」と思わず突っ込みを入れたくもなりますが、「T.P.O」も大事だそうで「たくさん歩くデートにヒールで来る女性はNG」なのだとか。

一方のNGワードは「カラータイツ&パンツ」「幾何学柄」「ゆるパンツ」など。まあ、これらのファッションはしている女性本人達も男ウケを考えてはいないと思いますが、一見モテそうな「透けすぎる白」もNGだそう。

あくまでも、清潔感がありT.P.Oをわきまえて「友人や家族に紹介したい女性」というのが、結婚(適)メンズが求めるポイントの様子。全方位モテ! よりもピンポイントモテ! にシフトしたいあなたは、ぜひ『AneCan』をチェック。

※画像は「AneCan.TV」より引用。

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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