ルーブル美術館に展示されている“モナリザ”は偽物という説

世界最大級の美術館ルーブル美術館をご存じだろうか。世界中の有名な美術品が展示されており、モナリザやミロのヴィーナスなど数百年前の美術品が展示されており、誰でも自身の目で見ることができるだけで無く、写真撮影やビデオ撮影も可能。
今は『ニンテンドー3DS』によるガイドサービスも行っており、どのような美術品なのか各国の言葉で分かり易く解説してくれるようになった。

そんなルーブル美術館に展示されているモナリザにとある説が浮上している。それはなんと展示されているモナリザが贋作(がんさく)だと言うのだ。つまり美術館側が本物だと言って展示しているものは実は偽物。そして本物は倉庫に保管されているのだという。

レオナルド・ダ・ヴィンチが数百年前に描いたモナリザはこの世で1つしかない。確かに人前に出しておくのは危ないだけでなく、火災やテロ、または盗難の恐れがあるだろう。肝心の美術品は24時間体制で監視され、シェルターのような場所に保管されているのだという。またモナリザだけでなく、いくつかの美術品も同様に管理されていると噂が流れている。

過去に日本にモナリザが来た際(昭和49年)は多くの人が偽物と疑った。しかし贋作の出来はかなりのもので、プロが見ても見分けが付かないほどだという。またモナリザにはレオナルド・ダ・ヴィンチの弟子が描いた「プラドのモナリザ」と呼ばれる贋作がある。もっとも古い贋作で現在がプラド美術館に展示されているという。発見当初は女性の背景は黒く塗りつぶされていたが、修復を試みたらモナリザと同様の背景が出てきたという。違いは「プラドのモナリザ」が全体的に明るく描かれていること。一目でコピーと分かるが、これは弟子の描き方の違いだろう。

しかし、仮にルーブルに展示されているモナリザが贋作だとすればこのようなコントラストの違いは許されない。色味も背景も少しでも異なれば見る人が見れば偽物と分かってしまう。それこそ、毎日美術館に来て模写をしている人も居るくらいだ(非商用の模写は認められている)。

ガラス越しに間近で見ることができるモナリザは果たして本物なのだろうか? それとも噂に挙がっているように贋作が展示されているのだろうか。
ガジェット通信記者は7日4日からフランスに行くので現地の人に話を聞いてくるぞ。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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