台風15号で倒れたゴルフ場のポールを無償で撤去した業者に称賛の声あつまる
9月に発生した台風15号の影響で千葉県市原市の複数の住宅に倒れかかっていたゴルフ練習場のポールを無償で撤去した業者の存在が話題になっている。
11月14日に公開された、働き方改革コンサルタント・新田龍さんのツイートによると、件のポールの撤去にははじめ1億円の費用と2か月の期間が必要と言われていた。巨額の費用と長すぎる期間……。関係各所がお手上げ状態で困り果てていたところ、大手解体工事会社の株式会社フジムラが名乗りをあげ、無償かつわずか1か月の期間で撤去作業を済ませてしまったという。
https://twitter.com/nittaryo/status/1194828084945379329?s=19
「1億円&2ヵ月かかる」と言われてた、台風で倒壊したゴルフ練習場ポールの撤去作業を「無償&1ヵ月ちょっと」でやってくれた事業者名がNHK報道のため出てないので、私が代わって「堅実経営で一級技師多数のスペシャリスト集団、株式会社フジムラの仕事だ!」と広報しておく。https://t.co/aneIul8IvZ pic.twitter.com/Je3Ljb8FKK— ブラック企業アナリスト 新田 龍 (@nittaryo) November 14, 2019
「1億円&2ヵ月かかる」と言われてた、台風で倒壊したゴルフ練習場ポールの撤去作業を「無償&1ヵ月ちょっと」でやってくれた事業者名がNHK報道のため出てないので、私が代わって「堅実経営で一級技師多数のスペシャリスト集団、株式会社フジムラの仕事だ!」と広報しておく。」
「困ったときはお互いさま」と言葉では簡単に言えるが、企業にとって直接利益を生まない業務に取り組むリスクは大きい。今回のように大きな規模のものになるとなおさらだが、それを押してあえてポール撤去に取り組んだフジムラに対しTwitterなどSNS上では数多の感動と称賛の声が上がっている。
「会長が社長を説得したってニュースで見ました。
うまい魅せ方だと思います。
しかもガス切断ならもっと早くできるのに、民家の家事等に配慮して切断しにくいレシプロソーで切断していたのも、安全に配慮したプロの仕事でした。
住人さんへの声掛けもとてもよかったと印象に残っています。」「ポールを撤去した後の屋根には綺麗にブルーシートが掛けられ、シートが風で飛ばされないよう緑のネットまでかけるという丁寧な仕事をされていましたね。とても信頼できる企業だと思います。」
「妻や子が一つの願い父の無事…って会社名の上に書いてあって、本当にそう思ってくれる会社なんていくつあるんだろって思いました。こちらの会社に何かしたくても一般の人間じゃ何にもできない
でも感謝の気持ちだけは伝えたい!株式会社フジムラさん、困っている人達の為に、ありがとうございました!」「キャッチフレーズは昭和感漂ってますが、それにもまして昭和を感じる男気の良さと企業としてのPR力が令和感持ってるあたり、いぶし銀のかっこいい会社だな、と思いました」
フジムラは昭和52年に現会長の藤村一人さんによって創業されて以来、丁寧な施工や環境との調和を重んじる社風で評価を高めてきた業界きっての優良企業。これからもその社風を変えることなく、内外の人に愛される企業として発展し続けていただきたいものだ。
※画像は株式会社フジムラ公式サイトから引用しました
http://www.kaitai-fujimura.co.jp/
(執筆者: 中将タカノリ)
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