もしも無人島に流れ着いたら!? 1人でサバイバルする前に知っておきたいこと

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拾い集めて用意したいもの


サバイバルで一番大切なこと、それはポジティブで楽観的になることです。ありったけの前向きな心をかき集めましょう。もうダメだと思ったら、それで終わりです。気持ちが前向きになれば、環境に適応する力が出てきて、落ち着いて考えることができるようになります。

物でいえば、飛行機が墜落したり船が難破した場合は、近くにたくさんの物が落ちている可能性があります。あればそれらを有効活用していきます。

特に集めたいのは、ビニールやカップなどの器になりそうなもの、ライター、ナイフ、斧やハンマーなど。

長靴も便利です。長靴があれば、島に上陸するのに、足をサンゴで切ったり、刺されると死んでしまうような毒を持つ貝にやられないで済みます。長靴を水を貯めるのにも使うことができます。

布類はあらゆるものに活用できます、骨組みをつくった後にかければ虫よけの蚊帳に。ベッド、服、靴などにも使うことができます。

ちなみに寝るときは、ココナッツの樹から離れること。落下した実で怪我をする危険があります。

水と火を確保する方法


生きていくうえで絶対必要な水。まずは水の確保と考える人が多いでしょう。

ヤシの木やココナッツなど、植物が生えているのが見えれば、水があるのは確実。湧水や淀んでなさそうな小川の水があれば、簡単でしょう。雨が降るなら、その水を貯めます。洞窟があったら、その中をしたたり落ちる水を貯めます。

そういうものがない場合、ビニール袋を使う方法があります。ビニール袋を木の枝の葉にかぶせ、ひもで口を閉じ、夜の結露を待ちます。これによって大きな袋で1カップの水が採れるそう。

海水を蒸留する方法も知っておきましょう。ちょっと道具が多めですが。鍋の中央にカップを置き、鍋には海水を入れておきます。さらに上にもうひとつ海水を入れた鍋を乗せて、火を付けます。下の鍋の淵には、海水で濡らしたタオルで覆い、気密性を高めておきます。そうすると下の鍋の海水が蒸発したものが、上の鍋で冷やされて、上の鍋の底を伝ってカップに真水が集まります。

肝心の火ですが、ライターやマッチが手に入ればいいですが、それ以外の方法を。ルーペで火をつける実験を子供にしたことがある人は多いでしょう。同じ原理で、水の入ったペットボトルやビニール袋で黒いものなどに焦点を合わせると火をつけることができるそうです。

火をつけると、蛇除けにもなります。

毒のある食べ物を避けるために


植物は、まず手の甲にこすりつけて、数分待って反応が起こらないことを確かめます。次に上唇に接してみて反応をチェック。そして舌で触れてみて様子を見ます。最後、口の中にしばらく置いてみて、取り出して様子をみてOKだったら食べます。

海の生き物については、岩肌などから取り外したり、貝をこじ開けるのが難しいものほど安全とのこと。そうでないと病気にかかっている可能性が。また寄生虫などの対策にできるだけ生で食べないこと。とげがある魚やウミヘビは有毒です。

ヒントをまとめてみましたが、サバイバルのテクニックには、どれも絶対安全というものはないでしょう。命をかけた運試しの連続になってしまうのですが、知識を総動員させて、少しでも当たりの確率を上げていくしかありません。

ほかにも「無人島 サバイバル」で検索をかけると、多くの情報があがってきます。特にYouTubeのディスカバリーチャンネルには驚くほど多くの動画があります。みてみると、もしものときのためだけでなく、現実逃避にも役立つかもしれません。

(参考)
The Telegraph
wikiHow
Montain City
無人島プロジェクト

[All Photos by Shutterstock.com]
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