ピンク、米ビルボードが選ぶ<レジェンド・オブ・ライブ賞>受賞スピーチで「このチームにいる全員が最高に素晴らしい」

ピンク、米ビルボードが選ぶ<レジェンド・オブ・ライブ賞>受賞スピーチで「このチームにいる全員が最高に素晴らしい」

 2019年11月5日に【ビルボード・ライブ・ミュージック・サミット】が米カリフォルニア州にある高級ホテル、モンタージュ・ビバリーヒルズで開催され、ピンクが年間最優秀ツアー賞である<Legend of Live + Tour of the Year>が授与された。2018年から2019年にかけて開催され、大盛況だった【ビューティフル・トラウマ・ワールド・ツアー】が評価された彼女は、ショッキング・ピンクのスーツ姿でステージに登場し、苦楽を共にしてきた長年のマネージャー、ロジャー・デイヴィーズに心からの謝辞を述べた。

 彼女は、「ロジャーは“つながること”に秀でています。彼には先見の明があります。彼は優秀で、いい人です。彼が私と出会ったのは、私が”ミスアンダストゥッド”をリリースする直前の21歳だった頃で、私のアイデアを聞いてくれて、計画も聞いてくれました。そして、私を落ち着かせてから、“君は相当イカれてるよ。でも君が思っている以上のことは可能だよ。とにかく信頼して、最大限の努力をしなければならないけどね”と言いました。そして私が一番好きな人の一人であるバリー・マーシャルのようなプロモーターたちを説得して、10年から15年後には回収できるからと、私のために何十万ドルもの赤字を出すことをーごめんね!ー納得させてくれたのです」とスピーチで明かした。

 マーシャルの賭けはうまくいったと言えるだろう。ピンクの【ビューティフル・トラウマ・ワールド・ツアー】は、3億9,730万ドル(約423億円)の興行収入と3,088,647枚のチケット・セールスを記録し、米ビルボード・ツアー・チャート“Boxscore”史上最高記録の10位に入った。女性アーティストとしては史上2番目で、マドンナが2008年から2009年にかけて開催した【スティッキー&スウィート・ツアー】以来、約10年ぶりの高水準だった。

 ピンクは、「このチームにいる全員が最高に素晴らしいです。そしてみんな猛烈に働きますし、自分の仕事のエキスパートです。私は舞台装置スタッフの奥さんたちの名前も知っています。音響さんたちが何を、いつ飲むのが好きかも知っています。ここにいるみんな、本当に愛しているよ、みんなとびきり最高だよ!」と呼びかけた。

 【ビルボード・ライブ・ミュージック・サミット】ではほかにも、6月に英ウェンブリー・スタジアムで開催したカムバック・コンサートが評価されたスパイス・ガールズに<Top Boxscore>、エド・シーランに<Top Grossing>、ローリング・ストーンズの代理人ジョイス・スミスに<Top Manager>、ベライゾン・アップ x ショーン・メンデス x カミラ・カベロに<Top Concert & Marketing Promotion>、マディソン・スクエア・ガーデンに<Top Arena>、そしてWMEに<Top Agency>の各賞が贈られている。

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