『ゲースロ』のスピンオフ『ハウス・オブ・ドラゴン』制作決定
『ハウス・オブ・ドラゴン』/画像は『ゲーム・オブ・スローンズ』公式Twitterより
米ケーブルテレビ局HBOで放送されたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(Game of Thrones)の前日譚となるスピンオフドラマ『ハウス・オブ・ドラゴン』(House of the Dragon)の制作が決定。
同ドラマの存在は、10月29日に行われた2020年春から始まるHBOのストリーミングサービス「HBO Max」に関する投資家向けプレゼンテーションで発表された。
世界が熱狂した長編エンターテインメントドラマ
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ジョージ・R・R・マーティンさん著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作とした、HBOのテレビドラマシリーズ。
一つの季節が不規則に数年間続き、ドラゴンや魔法が存在するファンタジー世界を舞台に、7つの国が覇権を争う様を膨大な登場人物と緻密な人間関係の描写によって表現した物語だ。
2011年から放送開始、2019年5月には完結。制作費が1話ごとに約1000万ドル(約11億円)を超えるなど、テレビドラマとしては規格外のスケールだった。この7月にはエミー賞で史上最多記録の32ノミネートを記録した。
ドラマ本編の300年前を描いた作品
『ゲーム・オブ・スローンズ』のスピンオフドラマは当初、『インポッシブル』などでアカデミー賞の主演女優賞ノミネートされた経験を持っている女優のナオミ・ワッツさん主演で制作が進められていたが、現地メディアはその制作が難航していることを以前より報じており、最近では制作の中止も報じていた(外部リンク)。
その作品に代わる形で発表されたのが、ドラマ本編の300年前を描いた『ハウス・オブ・ドラゴン』。
ジョージ・R・R・マーティンさんが2018年に発表した、ターガリエン家の歴史を描いた小説『Fire & Blood: 300 Years Before A Game of Thrones』を基に制作される。
全10エピソードで、『落とし子の戦い』の監督をつとめたミゲル・サポチニクさんとドラマ『COLONY/コロニー』の企画、製作総指揮を手がけているライアン・J・コンダルさんが共同で製作指揮をつとめる。
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