生涯忘れられない紅葉の絶景【第4回】|たったひとつを叶える旅<75>

access_time create folder生活・趣味

旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。
あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

生涯忘れられない紅葉の絶景に巡り会いたい

山が、樹々が、里が、町が、
秋に装いました。

青々と未熟だった葉っぱは、
川、池、湖のパートナーの力を得て、
成熟して、振り返るほどに色づきました。

時に誇らしげに、
時に鮮やかに、
時に艶やかに、
美しく粧って、あなたが来るのを待っています。

秋という季節にしか出会えない「紅葉」。
心を動かされ、生涯忘れられない紅葉の絶景に、巡り会いたいと思いませんか。

福島県 観音沼森林公園 水面に手を差し伸べる樹々

福島県 観音沼森林公園

観音山の西麓、標高900メートル付近に位置する「観音沼森林公園」は、9つのコースの遊歩道(総延長3.2キロメートル)が整備された南会津の隠れた名所。紅葉した樹々が水面に手を差し伸べ、色づいた葉を沼に浮かべます。

【紅葉時期】例年10月第2週あたりから11月前半
■もっと知りたくなったら
ONESTORY(ワンストーリー)
風に揺らめく赤と黄の一葉一葉が、水の鏡に描き上げる自然の万華鏡。[観音沼森林公園/福島県下郷町]

観音沼森林公園
住所:福島県南会津郡下郷町南倉沢字観音平

福井県 刈込池 謎に包まれた清らかな池

福井県 刈込池

その昔泰澄(たいちょう)大師が、白山に棲んでいた大蛇を閉じ込め(刈り込め)たという伝説が語られる「刈込池」。周囲400メートル、水深最大4.5メートルの刈込池に、流れ込む小川はあっても、流れ出るところがなく、それでも池の水位が一定している不思議な池。サンショウウオが棲むと言われる清らかな水面に、モミジ、ナナカマド、カエデ、ブナなどの紅葉が映る光景は神秘的な美しさ。

【紅葉時期】例年10月下旬から11月上旬
■もっと知りたくなったら
ONESTORY(ワンストーリー)
大蛇伝説が伝わる静謐な池が、多彩な紅葉を映し出す。[刈込池/福井県大野市]

刈込池
住所:福井県大野市上打波 
アクセス:北陸自動車道福井ICより車で約1時間40分、上小池駐車場から徒歩約50分/JR越前大野駅からタクシーで約1時間/JR勝原駅からタクシーで約40分、上小池駐車場から徒歩約50分

静岡県 夢の吊り橋 夢心地で見る紅葉

静岡県 寸又峡

静岡県寸又峡(すまたきょう)の大間ダム湖上にある「夢の吊り橋」は、村人や林業に従事する人が行き来するために架けられた吊り橋。夢のように美しい湖面は、天気や光の加減によりエメラルドグリーンやコバルトブルーに色を変えます。全長90m、高さ8mある吊り橋は進むほどに揺れますが、橋の真ん中で恋愛成就を願えば叶えられるそうなので、勇気を出して渡ってみましょう。

【紅葉時期】例年例年10月下旬から12月下旬
■もっと知りたくなったら
ONESTORY(ワンストーリー)
雄大な峡谷の紅葉を背景に、吊り橋が美しいアーチを描く。[夢の吊り橋/静岡県榛原郡]

夢の吊り橋
住所:静岡県榛原郡川根本町千頭 
アクセス:新東名高速道路島田金谷ICより車で約1時間40分/東名高速道路静岡ICより車で約2時間/大井川鐵道千頭駅から大井川鐵道バス乗車、バス停・寸又峡温泉下車、乗車時間約40分、バス停より徒歩約30分

今回のたったひとつは、生涯忘れられない紅葉の絶景。私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢うためなのです。

注意:記事掲載の情報は、2019年9月22日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。
生涯忘れられない紅葉の絶景【第4回】|たったひとつを叶える旅<75>

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 生涯忘れられない紅葉の絶景【第4回】|たったひとつを叶える旅<75>
access_time create folder生活・趣味
local_offer
TABIZINE

TABIZINE

TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

ウェブサイト: http://tabizine.jp

TwitterID: tabizine_jp

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。