タイの寝台列車はモバイラー仕様 “パソコン使用可能”

access_time create folderガジェ通 デジタル・IT

con01

タイの寝台列車には座席のランクとして、ファーストクラス、セカンドクラス、サードクラスが存在し、それぞれ価格が違う。サードクラスは座席のみで寝台にはならず、そのかわり格安の運賃となっている。

セカンドクラスはエアコンとファン(扇風機)の席を選ぶことができ、エアコンの場合は割高となる。タイの一般市民が利用できる価格はセカンドクラスまでで、ファーストクラスとなると月給の半分が飛んでしまうという人もいるくらい高額となる。たとえばサードクラスが300バーツ(900円)の場合、セカンドクラスが400バーツ(1200円)ほど。ファーストクラスとなると1000バーツ(3000円)を越える金額となる。

しかし、「お金を多少出してでもセカンドクラスとファーストクラスに乗りたい」というタイ人や外国人観光客がおり、その理由は「コンセントがついているから」「パソコンができるから」というもの。コンセントは220V-ACで、その規格に合った家電製品を接続することができる。

タイの寝台列車は12時間以上走ることはザラで、しかもよく遅れて到着する。そういうことを考えると、自分のベッドにコンセントがあるというのは非常に頼もしい限りだ。時間を無駄にせず、時間を気にすることなくノートパソコンを使用することができるからである。寝台列車のベッドはカーテンでプライベートが守られるため、ゆっくりと食事をしながらノートパソコンで仕事ができるのは嬉しい限り。……いや、どこでも仕事ができてしまうというのは、ある意味悲しいことかも?

ちなみに、列車の仕様によっては電気の使用量が多すぎると充電していた列車の電池がなくなり、使用できなくなることがある。インドの寝台列車のほとんどがその仕様となっているので注意したい。

■最近の注目記事
『ドラクエIX』で主人公を巨大化させて遊ぶ人が出現
人気のケータイ『iPhone』と『lPhone』の5つの違い
激辛料理の国・タイの『カラムーチョ』はどんだけ辛いのか検証
亡き主人を待つ忠犬ハチ犬の生写真を独占入手!「死の1年前のハチ公」
『ドラクエIX』ダウンロードで外国人歓喜!「SWEEET! この時を待ってた!」

  1. HOME
  2. ガジェ通
  3. タイの寝台列車はモバイラー仕様 “パソコン使用可能”
access_time create folderガジェ通 デジタル・IT
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。