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「負けて死んじゃってもいいんですよ、ホラー映画の世界を体験してるんですから」 ゲーム『Dead by Daylight』開発者インタビュー[ホラー通信]

ホラー映画とのコラボ以外の、オリジナルのストーリーやキャラクターも非常に魅力的だ。中には日本のホラー映画からインスピレーションを受けたものもあるという。

マシュー「2018年に実装したチャプター『断絶した血脈』に登場するキラーの“スピリット”は、『リング』の貞子がインスピレーションになっています。貞子そのものではないんだけどね。すごく気味の悪い、霊的なキラーです。

日本のホラーはすごくユニークですね。独特の雰囲気や見せ方をもっていて、日本独自の恐怖の作り方をしていると感じます。それが我々のゲームの世界観にもマッチしました。既視感のなかにひねりを加えていて、どこか居心地良くない感じを作り出している。恐怖のテンションも独特だし、バイオレンスを直接的に見せずに、観客に予測させるような作り方をしているのも面白いですよね」

『ストレンジャー・シングス』の世界を体験

新たに配信がスタートした、Netflixのオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』とのコラボチャプターも大きな話題を集めている。マップには、ドラマに登場したホーキンス国立研究所が追加され、キラーとしてクリーチャーのデモゴルゴン、サバイバーとしてナンシー・ウィーラースティーブ・ハリントンが追加された。

マシュー「『ストレンジャー・シングス』とのコラボはこちらからオファーしました。Netflix側もゲームのことを知ってくれていて、オファーにすぐ乗り気になってくれましたね。説得する必要すらなかったんです。スムーズに話が進んで、これまでのコラボの中でももっとも楽しく出来ました。

今回のコラボでは、『ストレンジャー・シングス』の世界に飛び込んだかのような感覚でゲームをプレイできます。特にキラーのデモゴルゴンをプレイするとその感覚が強く味わえると思いますね! マップもホーキンスのラボをそのまま再現しているので、マップの中を移動していると“ここであのエピソードのあの事件が起こったんだ”というようなことにも気付くと思います。それに加えて、このゲームではホーキンスを舞台に『ハロウィン』のローリーと逃げたり、『エルム街の悪夢』のフレディに追いかけられたりといった、普通ではありえないクロスオーバーが楽しめるのも面白いところだと思いますね!」

ストレンジャー・シングス

ホラーファンが集まった開発メンバー

ゲームの様々なところにホラー映画からのインスピレーションが感じられるのが楽しい本作。ホラー映画ファンならば、「これの元ネタはあの映画かな?」と予想するのも楽しいだろう。開発メンバーにはホラー映画ファンが揃っているという。

マシュー「僕の好きなホラー映画は『キャビン』、そしてスティーブン・キングが好きなので『IT/イット』。あとはチャッキー(『チャイルド・プレイ』)も大好きです! ゲームの開発にあたって、ホラー映画を観ることは義務ではないんだけども(笑)、開発メンバーはみんなすでにホラージャンルの大ファンなんですね。なので、例えば“『ストレンジャー・シングス』とのコラボをやるよ!”といえば、みんなやる気マンマンで作品をチェックして、リサーチを進めてくれる。『ストレンジャー・シングス』は非常に面白いドラマなので、そういった作業も楽しかったですね。

まあ、このゲームに携わっていると年がら年中コワイものに接することになるので、1、2年経つと「あぁ、お花やチョウチョが恋しい…」と言ってチームを異動してしまうメンバーもたまにはいますよ(笑)。社内では色んなゲームを扱っていますからそれでも問題はありません。でもほとんどのメンバーはみんなすごく楽しんでやっていますよ!

『Dead by Daylight』×『SAW』

[画像:映画『SAW』とのコラボキラー“The Pig”。映画でおなじみのビリー人形も登場する]

これからゲームを始める人へのアドバイス

[画像:「真面目な表情はこれしかできません」と言うマシュー氏]

Nintendo Switch版も発売され、モバイル版のリリースも控えているという本作。「あらゆるユーザーにこのゲームを届けたい」と野望を語るマシュー氏に、本作をこれからプレイする人に向けて、アドバイスをいただいた。

マシュー「最初はすごく難しくて何度も死ぬだろうし、大いに痛みを伴いますが、でもそれでいいんです。ホラー映画の世界を体験してるんですから。ホラー映画の世界ではたくさんの人が死ぬでしょ? でもどんどんスマートな立ち回りを覚えて、勝てるようになっていく。そうすると、すっごく楽しくなってくると思います!

僕は怖いのは嫌なのでいつもキラー側でプレイしますよ(笑)。キラーは怖いことは何もありませんから! 僕がいちばん好きなキラーは、初期のキャラクターの“ハグ”です。ジャンプスケアにぴったりのキラーなんですよね。サバイバーがハグのトラップに引っかかって悲鳴をあげてくれると、僕はとってもハッピーです! 怖いのが苦手ならぜひキラーでプレイしてみてください!

[画像:マシュー氏お気に入りのキラー“ハグ”]

【ゲーム概要】
『Dead by Daylight 公式日本版』
ジャンル:ホラー・アクション
プレイ人数:2 人~5 人(オンライン専用)
対応機種:Nintendo Switch™/PlayStation®4
発売元:株式会社 3goo / Behaviour Interactive,Inc. CERO :Z(18 歳以上対象)

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記者:

デザイナーと記者の二足のわらじ。ふだんはホラー通信(http://horror2.jp/)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きなバンドはビートルズ、好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

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