トランプ大統領の皮肉を受けてTwitterのプロフィールを変更したグレタ・トゥーンベリさん 「最高の引用だね」
各国のリーダーが集う国連の気候行動サミットで、地球温暖化に対する危機感を訴え、世界中に知られることになった、スウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリさん。一方、2017年に地球温暖化対策や気候変動抑制に関する国際的な協定の“パリ協定”からの離脱を表明したのは、アメリカのトランプ大統領です。
We are all Greta. pic.twitter.com/FE4ucXuzcd— Ana Navarro-Cárdenas (@ananavarro) 2019年9月23日
https://twitter.com/ananavarro/status/1176179766006882305
国連の気候行動サミット会場で、両者がニアミスした際、トゥーンベリさんがトランプ大統領をにらみつける姿がなによりも両者の関係を表しています。
She seems like a very happy young girl looking forward to a bright and wonderful future. So nice to see! https://t.co/1tQG6QcVKO— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2019年9月24日
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1176339522113679360
トゥーンベリさんのスピーチ映像と共に、トランプ大統領は「明るく素晴らしい未来を楽しみにしている、とても幸せな若い女性のようだ。彼女のスピーチを見られてよかった」とツイート。16才の女の子を小馬鹿にした内容の皮肉ツイートは、例によって例のごとく物議を醸しました。
News: @GretaThunberg has slapped Trump with an epic bio update. pic.twitter.com/Qq0PwKV8ZD— Adam Parkhomenko (@AdamParkhomenko) 2019年9月24日
https://twitter.com/AdamParkhomenko/status/1176525220808667136
この皮肉に対して、トゥーンベリさんは反論することなく、ただ単にTwitterのプロフィールを変更するにとどまりました。プロフィール文のほうは、トランプ大統領のコメントをそのまま引用し、「明るく素晴らしい未来を楽しみにしている、とても幸せな若い女性です」という内容。現在は、従来の「16才の気候環境活動家でアスペルガー症候群」というプロフィール文に戻っています。
自分よりはるかに年配の政治家に対して、弱冠16才のトゥーンベリさんが見せた“大人の対応”には、数多くの声が寄せられています。
・彼女を愛さずにはいられない
・アメリカ大統領相手に戦争を仕掛けた16才。彼女が優勢なのが笑える
・最高の引用だね
・これ以上ない完璧な対応
・トランプが著作権侵害で訴えてくるかもしれないから気を付けて
・ノーベル賞だけでなくピューリッツァー賞も受賞して欲しいな
・彼女一人の知能のほうが、トランプの家族全員の知能よりも上回ってる
・自閉症だからといってユーモアのセンスがないわけじゃないんだよ
・アメリカからの国外退去決定
Just 16, @GretaThunberg is already one of our planet’s greatest advocates. Recognizing that her generation will bear the brunt of climate change, she’s unafraid to push for real action. She embodies our vision at the @ObamaFoundation: A future shaped by young leaders like her. pic.twitter.com/VgCPAaDp3C— Barack Obama (@BarackObama) 2019年9月17日
https://twitter.com/BarackObama/status/1174056583610949632
トランプ大統領との関係は微妙なようですが、バラク・オバマ前アメリカ大統領とは良好な関係にあるようです。
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/AdamParkhomenko/status/1176525220808667136
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。