ザ・ビートルズ「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のモチーフとなった敷地が初めて一般開放される

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ザ・ビートルズ「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のモチーフとなった敷地が初めて一般開放される

 1967年に発表されたザ・ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」は、ジョン・レノンが子どもの頃に遊んでいた、救世軍が運営する英リバプールの孤児院“ストロベリー・フィールド”の庭園から着想を得ている。

 これまで庭が一般公開されたことはなく、ビートルズのファンは敷地の特徴的な赤いゲート越しにしか敷地を見ることができなかったが、孤児院跡地が2019年9月14日から新たにカフェやショップなどが併設されたスペースとして開放されることになった。

 敷地は今後、「来場者用のインタラクティブな展覧会、コミュニティー・カフェ、ショップ、精神的な内省を促す落ち着いたガーデン・スペースが設けられ、その中心では学習障害をはじめとする就労の妨げとなる問題を抱えた若者を支援する“ステップ・トゥ・ワーク”プログラムが実施される」とストロベリー・フィールドが公式サイトで発表している。

 1967年当時のビクトリア朝様式の建物は1973年に老朽化を理由に取り壊され、新たに建築された建物も2005年に閉鎖されていた。

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