TGS2019:ごく普通のシカのゲーム「DEEEER Simulator」は期待どおりの痛快なバカゲーだった

8ホールのPLAYISMブースでは、今冬にSteam/PLAYISMでアーリーアクセス版のリリースを予定している「DEEEER Simulator」をプレイアブル出展しています。

「ごく普通のシカのゲーム」としてTwitterに投稿した試作中のゲーム動画が話題になり、KickstarterとCAMFIREのクラウドファンディングで1000万円近くの支援を集めた“スローライフ街破壊ゲーム”。8月にシアトルで開催されたPAX Westに続き、国内では初のお披露目となります。


https://twitter.com/DeeeerSimulator/status/1038388422119845889

ブースでプレイできるデモ版では、シカを操作して街の車や建物を壊しまくって遊べます。照準を合わせて首をショットするとシカの首がゴムのように伸び、スパイダーマンのように空中を移動することも可能。

シカが馬や車に乗ったり、上半身ムキムキの2足歩行形態で走り回ったり、開発者の脳内妄想がそのまま反映されたようなシュールな世界観。遊んでいて何度も爆笑してしまいました。

破壊が進むと警察に追われてしまいます。第一の警官はおとなしいひつじですが……。

さらに破壊が進むと第2の警官としてパトカーを背負った凶悪パンダが登場! 怖い! でも笑ってしまいます。このほか、動き回るウシを駒にしてリバーシをプレイするミニゲームもプレイ可能。是非、まったりと“スローライフ街破壊”を楽しんでみてください。

Insta360 GO ごく普通のシカのゲーム「DEEEER Simulator」 TGS2019 プレイ動画(YouTube)
https://youtu.be/j5745XmX0NA

PLAYISMブースではこの他、チェコの開発者がジョージ・オーウエルの「1984年」に影響を受けて制作したというナラティブ2Dピクセルプラットフォーマー「Ministry of Broadcast」、Unreal Engineを独学で学んだ中国人クリエーターがたった1人で開発する美麗グラフィックのFPS「Bright Memory」、「VA-11 Hall-A」の続編で昨年の出展とは別シナリオが遊べる「N1RV Ann-A: Cyberpunk Bartender Action」など11作品が出展されています。

TGS2019:PLAYISMが注目作「ごく普通のシカのゲーム」「OMORI」を含む出展11タイトルを発表
https://getnews.jp/archives/2204935

9/20追記:
動画を追加しました

  1. HOME
  2. ゲーム
  3. TGS2019:ごく普通のシカのゲーム「DEEEER Simulator」は期待どおりの痛快なバカゲーだった

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。