Appleが9月20日から月額600円でゲーム配信、Apple TV+は11月1日スタート

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Appleの米国本社で10日に開催されたスペシャルイベントでは、新iPhoneや新Apple Watchに先駆けてコンテンツ事業を取り上げ、提供開始日や価格などを発表した。

ゲームサブクリプションArcadeは日本では9月20日から、動画配信サービスApple TV+は11月1日から、いずれも月額600円で提供する。

・Netflixを意識

イベントでApple TV+の料金「月額4.99ドル」が発表されると、会場からどよめきが起こった。動画配信で競合することになるNetflixなどを下回ったからだ。

Apple TV+ではひとつのアカウントを家族(6人まで)で共用でき、全員がそれぞれに好きなコンテンツを自分の端末で視聴できる。無料トライアルは7日間、しかも新しいiPhoneやiPadなどを購入すると1年間無料で楽しめるとのこと。

コンテンツとしてすでに有名俳優を配したドラマや人気のキャラクターのアニメなどを発表しているが、同日は新たなトレイラーも公開した。

・ゲームタイトル100以上

Arcadeの方も家族6人まで一つのアカウントを共有できる。目玉は100以上のタイトルに無制限でアクセスできることだ。広告も課金もなく、ダウンロードしてオフラインでも楽しめる。

こちらの無料トライアルは1カ月と長いので、利用しない手はなさそうだ。

ただ、ゲーム好きにとってはたまらないサービスなだけに、子供を持つ親としてはいかにゲーム時間をセーブするか頭を抱えることになりそうだが、スクリーンタイム、ペアレンタルコントロールと連携するとのこと。

Appleはこのところ、最大の収入源だったiPhoneの販売が停滞していて、そこを補おうとコンテンツ事業に力を入れている。今回のArcadeとApple TV+は、そうしたAppleの“脱ハードウェア・オンリー”を加速させる動きで、すでに世界中にハードウェアを提供してきただけに両サービスともインパクトのある参戦となる。

Apple

(文・Mizoguchi)

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