自律走行型シャトルバス「Olli」に3Dプリンターで出力できる後継車「Olli2.0」が誕生

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「Olli」は、米スタートアップ企業のLocal Motors(ローカル・モーターズ)が開発・製造する自動走行型電気シャトルバスだ。

これまでに、カリフォルニア州立大学サクラメント校やニューヨーク州立大学バッファロー校のキャンパスのほか、カリフォルニア州ランチョ・コルドバのコーポレイトキャンパスなどでも試験的に導入されている。

・最大12名まで乗車できる自律走行型電気シャトルバス

長さ約4メートル、幅約2メートル、高さ2.5メートルの直方体をなした「Olli」には、最大12名まで乗車可能。

LiDAR(ライダー)やレーダー、光学カメラなどを組み合わせることで、周囲を常時360度にわたって把握し、自動運転ソフトウェアとシステムアーキテクチャによって安全に走行できるよう制御されている。

フル充電で60キロメートル走行でき、最高時速は40キロメートル。

利用者は、専用アプリを使って、乗車の予約や支払を行う仕組みだ。

・3Dプリンターでパーツの8割を出力できる後継車「Olli 2.0」

Local Motorsは、「Olli」の後継車として「Olli 2.0」もすでに開発。

「Olli」をベースとしながら、その性能を向上させ、機能を拡張するとともに、80%のパーツを3Dプリンターで出力できるようにし、製造プロセスの効率化を実現した。

今後は、各地域の研究機関や地元メーカーと提携しながら、欧州をはじめとする他の国や地域にも積極的に進出していく方針だ。(文 松岡由希子)

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