志望校の学校パンフ、どう使う? 5つのチェックポイントを紹介

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志望校の学校パンフ、どう使う? 5つのチェックポイントを紹介
高校生のみんなは大学や短大、専門学校の学校パンフレットを手にとったことはある?

とりあえず気になる学校のものを取り寄せてみたものの、「どう活用したらいいかよくわからない…」と思っている人も多いのでは?

この記事では大学や短大、専門学校などのパンフレットでチェックしておきたいポイントや使い方を紹介するよ!

 

学校パンフレットでチェックしたい5つの項目

学校パンフのチェックポイント その1

「何が学べるか」をチェック!

学校パンフレットでまず注目したいのは、「その学校で何が学べるか」ということ。

自分が勉強したいことやなりたい職業に必要な知識が得られるかどうかは、進路選びでも超重要ポイント。

パンフレットには学部やコースの詳細、カリキュラムの特徴、教授や先生の専門分野、資格の取得実績のほか、研究室やゼミの紹介から卒業論文・卒業制作のテーマなどが書かれている。

同じ学部名でも、学校によってどんな先生がいてどんな研究や勉強ができるかは異なるので、詳細を学校パンフレットでリサーチしよう。

推薦やAO入試を考えている人は、学校パンフレットにある「学校の教育理念」などにも目を通しておき、面接で自分がやりたいことにからめて話してみるのも◎。

  学校パンフのチェックポイント その2

「どうやって学ぶか」をチェック!

講義やゼミの内容、使う教科書や実習設備、在校生の時間割など、「どうやって学ぶか」も学校パンフレットでは重要なチェック項目。

例えば一般企業と共同で商品開発を行うマーケティング系のゼミや、海外でフィールドワークを行う自然科学系の研究室など、特徴ある授業を売りにしている学校も多い。

学校パンフレットを読み込んで、授業風景をイメージしてみよう!

学校パンフレット

※「どうやって学ぶか」をチェック!

学校パンフのチェックポイント その3

「どんなキャンパスライフか」をチェック!

「入学後のキャンパスライフ」を想像するのにも学校パンフレットは役立つ。

キャンパスマップ・写真、サークルや下宿先情報(在校生の部屋を公開している学校も!)、周辺タウンガイドなど、進学後の生活をイメージしやすくなる情報が満載だ。

また、在校生のインタビューが載っている場合もあるので、「気になる学校だけどオープンキャンパスに行けなかった…」という人はしっかり読み込んでみて。

  学校パンフのチェックポイント その4

「サポート体制はどうなっているか」をチェック!

進学にかかる費用や奨学金、特待制度など、入学前に確認しておきたいお金の情報。

自分一人で見るのもいいけど、保護者と一緒にチェックしておくとベター。

資格取得情報や留学情報など、プラスアルファの「サポート体制」についても書かれているので気になる人は見てみよう。

学校パンフレット

※「サポート体制」をチェック!

学校パンフのチェックポイント その5

「卒業後の進路はどうなっているか」をチェック!

大学や専門学校への入学はゴールではなくスタート地点。

進路を決めるときは、卒業後まで考える必要がある。

学校パンフレットにはOBやOGの就職実績や学校内のキャリアサポートセンター(就職支援)はどうなっているかなど、「卒業後の進路」についても書いてあるのでしっかりチェックしておこう。

また進学を考えている人は大学院情報、短大や専門学校からの編入を考えている人は編入実績も見ておけば、将来設計がもっとしやすくなるかも。

 

学校パンフレットはどんなときに役立つ?

学校パンフのお役立ちポイント その1

「将来を考えるとき」に使える!

気になる学校が複数あるときは、それぞれのパンフレットを見比べることで、学校ごとの特徴が明確に。

そのなかから自分がやりたいことなどを考えて、第一志望・併願校を決めよう。

また学校パンフレットをパラパラめくっていると、今まで気にしたことのなかった学部や分野についての発見もある。

実際に学校パンフレットを手にとった高校生からも ・「学校パンフで興味のある学校を効率的に比較できて、第一志望が明確になった」(浪人生/女子/神奈川)

・「総合大学のホームページだと、自分の気になっている学部しか見なかったりするけど、資料だと他の学部にも目が行って、新しい発見があった」(高3/女子/神奈川)

という声も上がっている。

学校パンフレット

※「将来を考えるとき」に使える!

学校パンフのお役立ちポイント その2

「オープンキャンパスの下調べ」に使える!

オープンキャンパスに参加する場合、事前の基礎知識があるのとないのとでは大違い!

学校パンフレットで下調べをしておけば、オープンキャンパス当日は本当に知りたいことをじっくり質問したり体験したりできる。

また高校によっては夏休みの宿題などでオープンキャンパスの体験レポート提出がマストなところも。

レポートを作成するうえでも学校パンフレットは重要な情報源!

オープンキャンパスの実体験から感じたこと+学校パンフレットにある詳細情報を記載すれば、レポートの充実度も上がりそう。

  学校パンフのお役立ちポイント その3

「文理選択・受験科目選択」に使える!

学校パンフレットには気になる学校・学部の受験科目が紹介されている場合もある。

どの科目が必須科目になっているかによって、文系(私立文系・国公立文系)・理系など履修コースや科目も変わる。

また 「高校に入学して、すぐに文理選択をしたり、進路希望調査があったり…というときに役に立ちました。まだ1年生なので知らないことばかりで、なかなか大学の様子がわからなかったので」(高1/女子/長野)

など、文理選択の段階で参考になることも。

  学校パンフのお役立ちポイント その4

「進路に反対する保護者や先生を説得するとき」に使える!

どうしても行きたい学校があるけど保護者や先生に反対されている…。

そんなとき、学校パンフレットは志望校の魅力をプレゼンテーションするのに心強いアイテムになる。

なぜその学校でなくてはだめなのか、その学校で何を学びたいのかをしっかりと下調べしたうえで、資料を見せながら説明してみよう。

学校パンフレット

※「保護者や先生を説得するとき」に使える!

学校パンフのお役立ちポイント その5

「願書の志望動機や面接試験の参考」に使える!

AOや推薦入試を考えている人は志望理由書や面接などの対策が必要。

4とつながるが、面接や志望理由書もまた、なぜその学校でなくてはダメなのか、その学校で何を学びたいのかを説得力をもって面接官や選考をする人に伝えなくてはならない。

まずは学校の特色や志望学部・学科の情報をしっかり読み込み、志望校入学への熱い思いを伝えてみよう。

  学校パンフのお役立ちポイント その6

「受験勉強で挫けそうなときにモチベーションUP」に使える!

第一志望の学校パンフレットはまさにあこがれを凝縮した一冊。

受験勉強でしんどいときは、ちょっと休憩しながらパンフレットを開いてみて。

在校生のキャンパスライフ特集ページなどを見ながら入学後の自分を想像すれば、何だかやる気がわいてくるかも。

学校パンフレット

※「受験のモチベーションUP」に使える!

***

ちょっとでも気になっている学校があったら、まずは学校パンフレットを取り寄せてじっくり読み込んでみて。

進路選びでの新しい発見&受験のモチベーションUPで一石二鳥を目指そう!

★ほかの記事もCHECK!

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