電池交換に対応 性能も上がった「Tile Pro」のレビュー

音を鳴らして物を探したり、どこかで落とした物を探すのに役立つ Bluetooth キーファインダー「Tile」の最上位モデルとなる「Tile Pro」のレビューをお送りします。
全ての Tile は Bluetooth でスマホと繋がり、双方向にアラームを鳴らして在り処を特定したり、Bluetoooth 接続が途切れた場所の位置情報をスマホアプリに記録しますので、通信が途切れた場所を調べててそこから落とし物を捜索できる小型デバイスです。
Tile はこうした Bluetooth キーファインダーの中では大手なので、Tile のユーザー数はけっこう多いと思います。
今回紹介する Tile Pro はそんな Tile シリーズの中でも電池交換に対応している他、アラーム音も大きめで、Bluetooth の通信範囲が他の Tile と比較して 1.5 倍も広い 90m となっているなど、他の Tile とはいくつかの部分に違いがあります。
電池交換が出来ない他の Tile の価格は大体 2,000 ~4,000 円で、今回の Tile Pro は 7,400 円もします。
値段は約 2 倍に上がっていますが、電池を交換すればずっと使い続けられるので、Tile の種類にもよりますが Tile Pro を 2~3 年使用すればコスト的には他の Tile と変わらない負担額です。
他の Tile であっても新しいものと交換すれば運用を継続できます。
ただ、数千円で買った電子機器がたったの 1 年でガラクタになるのは非常に勿体ない気がします。
精神衛生的にも Tile Pro を使う意味は大きいはずです。
Tile Pro 本体はキーホルダーに取り付けるのに適した形状をしており、大きさは 500 円玉硬貨より一回り大きい程度です。
ただ、少し厚みがあるので、何かに貼って運用したり、財布等に挟み込んで使用する用途にはあまり適していません。
私は鍵のキーホルダーに Tile Pro を取り付けて使っています。
表面の材質がプラスチック質感バリバリといった感じなので、若干チープな印象を持ちましたが、例えば、Tile Pro をズボンの後ろポケットに入れた状態で椅子に座っても壊れることはなく、それなりに頑丈だとは思いました。
Tile Pro で使用されている電池は一般的なボタン電池(CR2032)で、Tile Pro 本体のカバーをスライドして開くと電池スロットにアクセスできるので、交換は比較的容易です。
殆ど誰でも工具を使うことなくできると思います。
Tile Pro と他の Tile で出来ることに違いはありませんが、アラーム音は大きめで、更にオプションで音量を「普通」に下げて静かにすることもできます。
また、Bluetooth 電波の範囲が 1.5 倍も広いので、例えば自宅やオフィスに Tile Pro を置いている場合、他の Tile では居場所によって電波が途切れアラームを鳴らせない問題が起こりづらくなります。
こうした意味でも Tile Pro を使用するメリットは大きいと思います。
Source : Tile

■関連記事
Googleアシスタントがアーティストのリリース情報もスマホへ通知
「HOYA MW10 HiKARI」を使った広島平和記念資料館の観覧イベントレポート
HOYA MW10 HiKARIを使って「第三回全国盲学校フロアバレーボールいわて大」会」を観戦

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 電池交換に対応 性能も上がった「Tile Pro」のレビュー

juggly.cn

国内・海外のAndroid(アンドロイド)スマートフォン・タブレットに関するニュースや情報、AndroidアプリのレビューやWEBサービスの活用、Android端末の紹介などをお届けする個人運営ブログ

ウェブサイト: http://juggly.cn/

TwitterID: juggly

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。