「バウムクーヘン」と「バームクーヘン」は別物らしい
8月27日(火)放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)にて「バウムクーヘンの世界」が特集され、「バウムクーヘン」と「バームクーヘン」の違いについて紹介された。
番組に登場したのは、全国に9000人の会員を持つバウムクーヘンサークルの2トップ、田辺マミ氏と福永小雪氏。有名店やコンビニで手に入る「バウムクーヘン」として販売されている菓子を紹介しつつ、あまり知られていない真実として「実はこれらは厳密に言えばバームクーヘンなんです」と主張。
2人の説明によると、本来「バウムクーヘン」は、国立ドイツ菓子協会規定の材料・製法を用いて、職人が1本ずつ手作りした菓子を指すのだとか。
・油脂をバターしか使用しない
・ベーキングパウダーを使用しない
・バター、小麦、砂糖1に対し、卵を2とする
・添加物を使用しない
といった条件を満たさないと、ドイツ国内では「バウムクーヘン」として販売することができないのだ。
日本国内での表記は自由だが、「バームクーヘン」は大量生産のために日本で独自に発展した菓子のことで、その作り方や材料は明確に定められていないという。
司会を務めるマツコ・デラックスは「面倒くさい女達ね」と一蹴したが、視聴者からはSNS上で「知らなかった」「本物のバウムクーヘンを食べてみたい」といった反響が寄せられていた。
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