Apple Card、米国で提供開始! Appleでの買い物は3%キャッシュ還元

access_time create folderデジタル・IT
Appleのクレジットカード「Apple Card」の提供が8月20日、米国で始まった。

Apple Payと物理的カードの両方で支払いをすることができ、Apple Payでこの新クレジットカードを使用すると2%のキャッシュバックが受けられ、Apple(店舗、オンライン、Appストアなど)でのカード利用では3%がキャッシュバックされるという、iPhoneユーザーにはかなり魅力的なクレジットカードだ。

・申し込んですぐに使用可

米国在住のiPhoneユーザーは、この年会費ゼロのカードをWalletアプリを通じて申し込みでき、手続きはものの数分で完了する。申し込むと物理カードが後に郵送されてくるが、カードの到着を待たずしてApple Payですぐに利用できるようになる。

消費者として最も嬉しいのがキャッシュバック。他の多くのクレジットカードがポイント制なのに比べ、Apple CardではDaily Cashとしてすぐに現金還元される。

しかもAppleでの買い物をApple Payで支払った時の3%というのは大きい。たとえば、iMac Proは4999ドルするが、この3%は150ドルにもなる。

ちなみに、UberとUber Eatsの支払いにApple PayによるApple Cardを使った時も3%還元が適用され、今後はこうした提携先を増やしていく方針という。

・使用状況をアプリで把握

また、プライバシーやセキュリティにも配慮されているのも特徴だ。カード所有者がどこで何にいくら使ったのか、Appleは知ることがないように設計されている。

そしてカードの処理を行うゴールドマンサックスも、マーケティングや広告目的でデータをサードパーティに共有したり売ったりすることはないとのこと。

一方で、物理的カードには所有者の名前のみが刻まれていて、ユーザーはあらゆる情報をアプリで管理できる。何気に使えそうなのが、どこでいくら使ったのかマップに表示されたり、支払い額がカテゴリー別にまとめられたりする点。ユーザーが利用状況を把握しやすいようにすることで、「スマートな消費」を促すのが狙いだ。

今年3月の発表時から消費者の関心が高かったApple Cardだが、まずは米国での申込状況や利用者の反応が気になるところだ。

Apple

(文・Mizoguchi)

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. Apple Card、米国で提供開始! Appleでの買い物は3%キャッシュ還元
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。