スマートグラスを活用し、頭の動きで電動車椅子を操作する世界初のソリューション

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独ミュンヘン工科大学(TUM)の卒業生らが2018年3月に創設したスタートアップ企業munevoは、世界で初めて、スマートグラスを活用した電動車椅子向け制御ソリューション「munevo DRIVE」を開発した。

・頭の動きをスマートグラスが翻訳し、電動車椅子を操作

「munevo DRIVE」は、独自に開発されたスマートグラス向けアプリケーションにより、ユーザーがスマートグラスをかけた状態で頭を動かし、電動車椅子を制御するというものだ。

スマートグラスの右上に操作メニューが表示され、ユーザーが前後左右に頭を傾けると、スマートグラスに内蔵されたセンサーが頭の動きを“翻訳”。

翻訳された信号は、Bluetoothを介してスマートグラスから専用アダプタに転送されたのち、電動車椅子の駆動信号に変換され、電動車椅子を操作する仕組みとなっている。

ミュンヘン工科大学の評価により、スマートグラスによる電動車椅子の操作は、従来の操作レバー型に比べて遅いものの、安全な操縦性が担保されていることも実証された。

また、「munevo DRIVE」のアプリケーションや専用アダプタは、追加のハードウェアなどを取り付ける必要がなく、ほぼすべての既存の電動車椅子に導入可能だ。

・スマホやコンピュータも頭の動きで操作できるようになる!?

munevoは、2019年1月にドイツで「munevo DRIVE」を正式にリリースし、2020年末までには、販売エリアを他の欧州諸国や米国にも拡大させる方針。

「munevo DRIVE」の機能追加にも継続的に取り組んでおり、将来的には、電動車椅子だけでなく、スマートフォンやコンピュータ、ロボットアームなどの操作にも対応させる計画だ。(文 松岡由希子)

munevo

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