銃乱射事件に対し“いい加減にしてくれ” タイム誌の表紙が話題
白人至上主義者や、白人国家主義者達によって引き起こされるケースの多い、アメリカの銃乱射事件。一向に歯止めがかからない状況が続いていますが、タイム誌は最新号である8月19日号のカバーストーリーとして、「”私たちは内側から蝕まれています”アメリカが白人国家主義者によるテロとの戦いに負けているのはなぜか」という記事を掲載しました。この8月19日号の表紙が、アメリカで話題となっています。
TIME's new cover: "We are being eaten from within." Why America is losing the battle against white nationalist terrorism https://t.co/HYdDIqctb7 pic.twitter.com/63lEREH7Sr— TIME (@TIME) 2019年8月8日
https://twitter.com/TIME/status/1159443206200811520
「タイム誌の最新号の表紙:”私たちは内側から蝕まれています”アメリカが白人国家主義者によるテロとの戦いに負けているのはなぜか」
TIME Cover Says ‘Enough’ As It Lists U.S. Mass Shootings | Velshi & Ruhle | MSNBC(YouTube)
https://youtu.be/z5_HDzqLvZQ
表紙には、”いい加減にしてくれ”とか”もうたくさんだ”といった意味の、”ENOUGH”という一言と共に、銃乱射事件が発生した場所の名前が散りばめられています。今月、銃乱射事件が発生したテキサス州エルパソや、オハイオ州デイトンなど、合計253の地名が確認できます。
記事を読んだ人や、タイム誌のツイートを見た人達からは、以下のような声が寄せられています。
・もうずいぶん長いこと”enough”って言い続けるよね
・戦わない限り、戦いには勝てないわ。アメリカは、問題を問題として認めるのを拒むことで、諦めているように見えるわよね。銃とトランプのことよ
・トランプの支持者全員が白人至上主義者というわけではないけど、白人至上主義者全員がトランプの支持者だよね
・9.11はブッシュ政権下で起きたわけだけど、彼の責任だったかしら?違うわよね、ただの悲劇だわ。トランプを”スケープゴート”にしてしまうと、いや応なく政権を彼に渡すことになるから、やめましょう
・トランプも共和党もクビ。希望のためにブルー(民主党のこと)に投票しよう
・100%大統領の責任ってわけじゃないと思う。アメリカ社会にも責任はある。銃による暴力はトランプ政権の前にもあったわけだから
・もう我慢ならない。人種差別も、外国人恐怖症も、憎しみも、テロリズムも!
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/TIME/status/1159443206200811520
(執筆者: 6PAC)
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