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[動画]繊細なタッチに目が釘付け「小畑健展」約500点の原画を展示 美麗作画の裏に隠れた描き直しの多さや探究心

小畑先生は「自分が描いてきた絵があまり個性がない、漫画的な絵ではないとずっとコンプレックスに思っていたんですけど、実はそういうあまり主張しない絵だったおかげで、いろんな原作と組んでいろんな作品が残せたんじゃないかなと思います」と、様々な原作と組んで作品を生み出せた秘訣を分析しました。

原作者と組む作品で心がけていることについて、「とにかく原作の良さを引き出すこと。自分がこう描いてしまいがちだな、という部分もあるんですけど、そこは自分を抑えて、原作者の方がおそらくこの方が面白いだろう、と思ったところは、なるべくそれを引き出すような工夫を自分なりにしていっているとは思います」とコメントしました。

小畑先生の担当編集者は「たくさん描き直している、何回もやり直しているというのが小畑先生の最大の特徴」と美麗な作画に隠された意外な裏側を明かします。

小畑先生の原稿には、裏面に鉛筆でガイドが描かれた、いわゆる「裏描き」がとても多いそう。裏描きした左向きの人物を表面からなぞり、描きにくい右向きの顔の精度を高めるためなのだとか。

透明なアクリル板に原稿を挟み、「裏描き」の様子がわかるよう裏側からも見られる直立展示も。

圧巻の緻密なカラー原画

「ZONE2 Illustration」では、漫画作品の扉ページをはじめ、単行本カバー、他作品とのコラボイラストなど、色鮮やかなカラー原画を展示。

コピックで塗られた本当に繊細なグラデーションは見ていて吸い込まれるよう……。原画の実物を目の前にすると、この色をペンで出しているのか、と目が離せなくなります。

漫画作品に加え、集英社文庫「こころ」や「人間失格」のカバーイラスト、画集「blanc et noir」のイラストも。

会場でライブドローイングを実施! 会期中に作品が仕上がっていく……

「ZONE3 Never Complete」では、描き直しが多い小畑先生が探し求める「完成しない」未来のカケラを見つめていきます。

デジタル作画を取り入れ、精密描写で作り上げる最新作「プラチナエンド」(原作・大場つぐみ)の制作過程を公開。

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記者:

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

ウェブサイト: http://otajo.jp/

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