GoProの「AEロック」を使うと、映像がより綺麗な仕上がりとなる

アクションカメラの「GoPro」をスポーツの時ではなく、日常の動画撮影で使用している時には「AE ロック」機能を利用すると、撮影中に映像の明るさが上がったり下がったりして残念な仕上がりとなることを防止できます。
GoPro ユーザーさんはぜひこの機能の存在や使い方を知っておいてください。
基本的に、GoPro はカメラを向けた先の状況に応じて適切な明るさとなるようカメラの露出を自動的に調節します。
だから露出設定をあまり意識することなくそこそこ綺麗な映像を撮影できるわけです。
本記事のテーマである「AE ロック」というのはこの露出の自動調節を止めることを意味します。
GoPro(本記事では GoPro Hero7 Black を扱います)において AE ロックは、液晶モニターを長タップすると現れる白い枠を再度タップすると有効になります。
上の写真だと、ライト付近に見える枠がそれです。
この枠を置いた部分の明るさに応じてカメラの露出が決定され、その内容で固定するというのが枠の意味となります。
上の写真の例だと、野球場のライトが影響して映像が明るくなり過ぎたり暗くなり過ぎたりを繰り返すので、ライト部分に露出を合わせてています。
そうしておくと、ライト部分が白飛びしづらくなり、映像が終始、安定した仕上がりとなります。
AE ロックが役立つのは他に屋外ステージを撮影する時も挙げられます。
晴れた日の屋外ステージには日陰と日なたが出来ます。
そこにカメラを向けるとカメラの動き次第でコロコロと明暗が変わってしまい、残念な仕上がりとなるのです。
このような場合は、ステージ上に露出を合わせて AE ロックを設定すると、丁度いい明るさのまま終始安定した映像となります。

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