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【プロ監修】ゴーヤーの育て方・栽培方法|家庭菜園

【プロ監修】ゴーヤーの育て方・栽培方法|家庭菜園

家庭菜園はもちろんグリーンカーテンとしても人気の野菜・ゴーヤー。植え付けから摘心、肥料、収穫までの育て方・栽培方法を徹底的に解説。育て方をしっかり理解して、美味しいゴーヤーを収穫しましょう!【家庭菜園の基本シリーズ】
加藤正明さん

練馬区の農業体験農園「百匁の里」園主。 NHK Eテレ「趣味の園芸 やさいの時間」では、栽培管理や講師を務める。著書に『甘やかさない栽培法で野菜の力を引き出す 加藤流 絶品野菜づくり』(万来舎)がある。

ゴーヤーを栽培する前に知っておくべきこと

独特の苦みが食欲をそそるゴーヤー。
ゴーヤーの苦みのもとはモモルデシンという成分で、胃液の分泌を促して食欲を増進させるため、夏バテ予防の効果があるのだとか。

つるを旺盛に伸ばして育つ野菜で、支柱を立てて育てるのがポイントです。格子状に立てた支柱の骨組みに園芸用ネットを張る「スクリーン仕立て」にすれば、縦横無尽に伸びるつるを上に誘引し、次々につく実の重みをしっかり支えられますよ。

逆に、がっしり支柱を立てないと、ゴーヤーの実や茎葉の重みで株ごと倒伏することもあるため、気を付けてください。

また、どんどん伸びるつるを放置すると、実に栄養が行き渡らずに収穫量が
減ってしまいます。
親づるを摘心して子づるを出させる他、草丈がネットの高さの1 /3になるまでは花や実を摘み取って、どっさり収穫を目指しましょう。

ゴーヤーは、一つの株の中に雄花と雌花が別々に咲くのですが、生育初
期に咲くのは主に、実にはならない雄花ばかり。

実になる雌花は、梅雨明け後から次々に咲き始めます。
生育初期に雌花がたくさん咲かなくても失敗ではないので、焦らずに収穫を待って。

そして、収穫が始まると、ゴーヤーの実が生い茂る葉の陰に隠れて採り遅れることも。
実は熟し過ぎると黄色く変色し、食べられなくなるため、おいしく食べる
には実が緑色のうちに若どりを心がけることも大切です。
【ゴーヤーの栽培データ】

ウリ科 ●畝のサイズ(※長さは自由)畝幅:70㎝、畝の高さ:5~10㎝、株の間隔:40~50㎝ ●適正pH:6.0~6.5 ●土のpH調整(植えつけの2~3週間前) 苦土石灰:100~150g/平方メートル ●元肥(1~2週間前。溝施肥)牛ふん堆肥:0.5ℓ/平方メートル、有機配合肥料(N-P-K=3-9-10程度):40~50g/平方メートル、熔成リン肥:10~15g/平方メートル ●気をつけたい病害虫:うどんこ病、アブラムシなど

 

ゴーヤーの栽培カレンダー

グリーンカーテンとして定着したゴーヤー。
病気や害虫に強く、暑さに負けずに育ち、手もかからないので、初心者にもオススメ!

※寒冷地
植えつけ:6月上旬~6月下旬 
収穫:7月下旬~9月下旬

※暖地
植えつけ:4月下旬~6月中旬
収穫:6月下旬~10月下旬

※寒冷地・・・北海道、東北、新潟県、富山県、石川県、高冷地。
※中間地・・・福井県、関東甲信、東海、近畿、中国、九州北部。
※暖地・・・四国、九州南部、沖縄県。

 

【5月中旬〜6月下旬】植えつけ・仮支柱立て

黒いポリマルチ(ポリフィルムのシート)を張った畝にゴーヤーの苗を植え、長さ240㎝の支柱を40~50㎝間隔で立てます。

横に、畝と同じ長さの支柱を2~3本渡して補強し、目が10㎝角の園芸用ネットを張ってください。

 

【5月下旬〜7月上旬】摘心

双葉のあとに初生葉開き、その後に本葉が出て10枚(初生葉を含めると12枚)になったら、親づるの先端を切って子づるを出させます。

ゴーヤーの雌花は子づるや孫づるに多くつくため、収穫量が増えますよ。

 

【6月上旬〜9月中旬】追肥・中耕

ゴーヤーの草丈がネットの1/3の高さを超えたら、追肥をスタート。
株の周囲に化成肥料(N-P-K=8-8-8)を40~50g/平方メートルまき、中耕を兼ねて土と軽く混ぜ合わせて。

以降は2~3週間に1回、同じ要領で追肥と中耕をしてください。

【Point】花と実を摘み取って株を充実させる

草丈がネットの1/3くらいになるまでは、花や小さな実を全てハサミで切ります(摘花、摘果)。
ゴーヤーの株が小さいうちに花や実をつけさせると、株が疲れてその後の収穫量が減る原因に。

株の消耗を抑えることで、まずは茎葉を十分に茂らせることが大切です。

 

【7月中旬〜10月上旬】収穫・枝葉の整理

実が緑色で硬く締まっているうちに、若どり収穫するのがコツ。
ゴーヤーのへたの部分をハサミで切ります。
収穫適期のサイズは品種によって異なるため、苗のラベルや種苗会社のカタログなどで確認を。

旺盛に伸びるつるを放置すると、日当たりや風通しが悪くなって病害虫が発生したり、隣の畝にまで侵入したり。
ネットに収まらないゴーヤーのつるは付け根から切り、ネットの高さを超えたつるは、手が届くところで切ります。

 

【Column】ゴーヤーのプランター栽培のポイントは?

株が大きく育つので、直径、深さともに30㎝、容量15L程度のプランターに1株植えます。

つるを絡ませるため、植えつけ直後からオベリスクを設置しましょう。
高さは1.5~2mのものが良いですよ。

追肥は草丈が60~70㎝のころから2週間に1回、化成肥料10gを与えます。
水やりは朝に行うのが基本ですが、夏の夕方にしおれがひどい場合は、夕方にもう一度水やりをしておきたい。

 

【ゴーヤーのレシピ】ゴーヤーとミョウガのサラダ

下処理で苦みがマイルドに!
ゴーヤーを収穫したら、ぜひ試してみてくださいね。

 

【材料】(作りやすい分量)

ゴーヤー・・・1/2本

ミョウガ・・・1コ

塩・・・小さじ1/2

砂糖・・・小さじ1

 

【作り方】

ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンなどでタネとワタをていねいに取り除く。2mm厚さに切ってボウルに入れ、塩・砂糖をもみ込む。苦みが極めて苦手な人は、もっと薄く切ると苦みが抜けやすい。

しんなりしたら流水で洗い、水を張ったボウルに入れて15分間ほど置く。苦み成分は水に溶け出すため、苦みが残っていたら水を替えてさらに浸ける。

水気をしっかり切って、小口切りにしたミョウガと合わせ、器に盛る。

 

ゴーヤーの栽培方法・育て方はいかがでしたか?
ゴーヤーの育て方をマスターして、たくさん収穫してくださいね。

 

写真・万来舎・丸山滋/八木竜馬
イラスト/小春あや
構成、文、料理写真、料理監修/北村文枝

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