【2019年版】オープンキャンパスが開催される時期はいつ?何年生で行くべき?
進路選択に欠かせないイベント「オープンキャンパス」。
学校の先生から「絶対行くべき!」と言われている高校生も多いのでは?
でも、オープンキャンパスっていつ開催されているの?
参加するのにベストな時期ってあるの?
何年生で行くと良いの?
そんな疑問をもつ高校生に、先輩たちの声を参考にしながら、オープンキャンパスについてのポイントを紹介しよう!
※オープンキャンパスの時期や参加タイミングの疑問を解消しよう!
オープンキャンパスが開催される時期は?
オープンキャンパスは、その名のとおり、大学・専門学校が、キャンパスや授業、施設などを開放するイベント。
開催時期は特に決まっているわけではなく、学校によってそれぞれ。
キャンパス内の見学だけなら通年で可能なところが多い。
ただ、イベントとして模擬講義や説明会が実施されるのは、毎年だいたい決まった時期に行うことが多い。
オープンキャンパスのピークは夏、秋の文化祭などに合わせて行われることも
特に盛り上がるのは「夏」。
夏休みを使って学校をゆっくりと見学してもらいたいと、この時期さまざまな学校でオープンキャンパスが開催される。
次に多く開催される季節は「秋」。
学園祭や文化祭などに合わせて、オープンキャンパスを同時に開催する学校が多い。学園祭を楽しんでもらいつつ、入試に向けた進路相談などを行い、高校生をサポートしている。
春&冬は少ないけどオープンキャンパス実施校はある
逆に、「春」と「冬」は開催が少なめ。
入試や入学時期と重なるため、オープンキャンパスを開催しない学校が多い。
しかし、まったくないというわけでもなく、もし興味ある学校が開催するなら、実は穴場シーズン。
参加者が少ないので、ゆっくりと見学することができる。
※オープンキャンパスのメインは夏~秋、春&冬は穴場シーズン ■今どんな学校でオープンキャンパスをやっているか知りたいときは
スタディサプリ進路からは、学校名や地域、日程など、さまざまな条件を入力することで、自分にぴったりなオープンキャンパスの情報が入手できる。
ぜひ、活用してみて!
オープンキャンパスには何年生で行くのがいい?
オープンキャンパスは学校見学だし、進路がある程度決まってきた高校3年生の時に行けばいいのでは?と思っているなら、もったいない。
早めに行けば行くほど、さまざまな学校を見ることができるし、進路選びにもおおいに役立つからだ。
高1の宿題でオープンキャンパスへ、早期化傾向に
オススメは高校1年生からオープンキャンパスに参加すること。
リクルート進学総研が発表した「進学センサス2019」によると、大学進学者の93.9%がオープンキャンパスに参加している。
しかも、高校1年生での参加率は、 ●2013年:38.0%
●2016年:46.5%
●2019年:47.3%
「高校生の進路選択に関する調査」(「進学センサス2019」)より
と、年々増えている。
夏休みの宿題として「オープンキャンパスへの参加」が課されることもある。
早めに志望校などを見学することで、自分に合った進路をじっくり考える機会が増えたり、入試対策が計画的に進められ、ライバルに差をつけることにもつながる。
そして高校1年生の早めの時期にオープンキャンパスに行っておくことは、「文理選択」を考えるうえでも役に立つ。
例えば「経済学」と聞くと文系というイメージがあるかもしれないが、文系とはいえ統計なども勉強するため、入試では数学を必須科目としている私立大学もある。
単に苦手科目を避けて文理選択をしてしまった場合、受験に不利になる可能性もある。
そのため、興味がある学部や学科に進学するには文系と理系どちらに進む必要があるのか、受験ではどの科目が課されるのかをオープンキャンパスの体験授業や説明会で確認しよう。
そうすれば、文理選択の際に、「将来はこういうことがしたいから理系」「将来はこの学問を学びたいから文系」など未来から逆算して考えることができる。
※オープンキャンパスは文理選択にも役立つ
高2で行くなら複数校のオープンキャンパス参加で比較検討を
「進学センサス2019」によると、オープンキャンパスは高校2年時の参加率が最も高く71.5%にものぼる。
過去との比較でも、高校2年生での参加率は年々増加していることがわかる。
●2013年:65.2%
●2016年:69.2%
●2019年:71.5%
「高校生の進路選択に関する調査」(「進学センサス2019」)より
高校2年生でおすすめしたいのは、複数校のオープンキャンパスに参加すること。
オープンキャンパスは1校だけでなく、複数校参加することで、さまざまなメリットがあるからだ。
先輩たち(2019年大学進学者)の平均参加校数は3.9校と、複数校に参加した先輩が圧倒的に多い。
ちなみに平均参加校数も年々増加しており、5校以上オープンキャンパスに参加した先輩は31.3%となっている。 ●1校:16.0%
●2校:20.2%
●3校:18.9%
●4校:12.4%
●5校以上:31.3%
「高校生の進路選択に関する調査」(「進学センサス2019」)より
複数校のオープンキャンパスに参加した先輩からは、 ●大学によって雰囲気が全然違うのでいくつかの学校に行って見比べられてよかった
●オープンキャンパスに行くほど大学選びの目が養われ、本当に合った学校がみつけられる
「オープンキャンパスお役立ちガイド」(スタディサプリ進路)より
など、複数校参加して比べることができたからこそ、自分にぴったりな学校に出会えた!といった声が多くある。
「進学センサス2019」の調査では、オープンキャンパス役立ち度はなんと95.7%!
中でも70.9%が「非常に役に立った」と評価している。
※高2でオープンキャンパスに行くなら複数校を比べてみよう
高3で行くオープンキャンパスはモチベーションUPにもつながる
3年生ともなれば、入試の準備で忙しい時期。
敢えてその時期に志望校を直接見学することで、「絶対この学校に入りたい!」というやる気がみなぎり、モチベーションUPにつながるようだ。
また、2016年の調査ではあるが、進路選びで最も役に立った情報源は、
●1位:オープンキャンパス・学校見学会(29.2%)
●2位:高校でもらったり自宅に届いた進学情報誌(13.3%)
●3位:高校の先生からの情報やアドバイス(12.7%)
「高校生の進路選択に関する調査」(「進学センサス2016」)より
と、約3人に1人(29.2%)がオープンキャンパスが役に立ったと答えている。
進路がある程度絞れている場合は、志望校の情報をしっかり得るためにも、オープンキャンパスを積極的に活用しよう。
気になる学校のオープンキャンパス、ぜひ参加してみて
さまざまな気づきが得られるオープンキャンパス。
実施スケジュールは、スタディサプリ進路のような進路情報サイトや進学情報誌、各学校のWebサイトに掲載されることが多い。
進学先として気になっている学校が、いつ頃開催しているかを早めに確認しておいて、もれなく参加できるようにスケジュールに入れておこう。
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