夏のお出かけ前に知っておきたい!海で気をつけるべき4つのポイント
本格的な夏の到来はもうすぐそこ!友人や家族と海へお出かけする予定の人も多いのではないでしょうか。
楽しいこといっぱいの夏の海ですが、水難事故や熱中症など命にかかわるリスクも増えてくるもの。今回はあらためて海レジャーで気をつけたいでポイントをご紹介しましょう。
突然襲ってくる大きな波に気をつける
風の強さにかかわらず波は穏やかに見えがち。ですが突然大きな波が襲ってくることも少なくありません。海に入る前には波の動きをしっかり観察しておくことが大切。特に小さな子供がいる場合は要注意です。
海の深さを事前に確認する
深さが均一なプールと違って、海には急に深くなる場所も意外とあります。子供はもちろん大人でも突然深くなったと感じると驚いてパニック状態に陥ってしまうことも珍しいことではありません。潮の満ち引きで深さも変化するので、潮位も事前にしっかり確認しておくようにしましょう。
熱中症に気をつける
お天気が良いほど心地よく感じるビーチですが日差しは強烈。炎天下では汗をよりかきやすくなるので体内の水分量が減少しがちです。こまめな水分や塩分の補給を心がけましょう。またパラソルや日傘、帽子を用意するなど日差し対策もきちんと行っておきたいところです。
飲酒したら泳がない
青い海と空、白い砂浜を眺めながらのお酒は大人の夏の楽しみのひとつ。ですが海上保安庁の発表によると遊泳中の事故において、飲酒をした場合は飲酒をしなかった場合に比べて死亡率は約2倍なのだそう。不慮の事故を防ぐためにも、お酒を飲んだら遊泳は絶対NGです。
しかし毎年ニュースで頻繁に報道されるように、夏の海ではいつケガをしたり、急病の人に遭遇してもおかしくありません。
特に水難事故などでは心停止の患者が急増。ちなみに心停止から2分以内に心肺蘇生を開始すれば救命率は約90%。これが5分経過すると約25%程度まで下がるのだとか。
いざという時「心肺蘇生」を行うことができれば、友人や家族だけでなく多くの人の命を救うことも可能。ですが普段慣れない「心肺蘇生」を実践するのはなかなか簡単なことではありませんよね…。
心肺蘇生の普及を目指す「#BPM100 DANCE PROJECT」
そんな多くの命を救う「心肺蘇生」の認知度を目指すプロジェクトが今季から始動しました。これは日本赤十字社、TikTok、TBWAHAKUHODOがタッグを組んだプロジェクトで、心肺蘇生にピッタリのリズムに合わせた「#BPM100 DANCE」というダンスによってより多くの人への浸透を目的としたもの。
さらに「#BPM100 DANCE」を、TikTokなどのSNSを通じて広めることで、「心肺蘇生はハードルが高い」と感じている人たちへの普及を狙うのだそう。
「#BPM100 DANCE」の創作はプロジェクトのパフォーマンスアンバサダーであるEXILE ÜSAさんが担当。電話をかける仕草から胸骨圧迫の様子まで心肺蘇生のエッセンスがしっかり組み込まれています。
記者発表会でÜSAさんは「リズム感に自信がないということからダンスを敬遠する人が少なくありませんが、人間はお母さんのお腹の中にいるときからリズムを刻んでいます。楽しむ気持ちを大切に踊ることで心肺蘇生の認知度が多くの人に広がれば」と語られました。
#BPM100 DANCE
もうすぐやってくる楽しい夏のシーズン。心肺蘇生のアクションとリズムをダンスで学んで、いざという時に備えてみてはいかがでしょうか。
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