そこそこ安いProGrade DigitalのUHS-II Micro SDカードは実用的?

本記事では Android スマホのストレージ容量を拡張する Micro SD カードの新たなレビューをお送りします。
今回レビューするのは、あまり馴染みのないブランド ProGrade Digital より発売中のビデオスピードクラス V60 に対応した高性能 UHS-II カードです。
私はいつも SanDisk の Micro SD カードを好んで使っているのですが、比較的安いのにスペック上の性能が高い本製品を試してみたくなり購入を決めました。
SanDisk や Transcend、Lexar と比べてマイナーな ProGrade Digital の製品がどれほどの実力を持っているのかを本記事でお伝えしようと思います。
テストするカードは、ProGrade Digital の 128GB 版です。
Amaozn.co.jp では 11,512 円で販売されており、他社の競合商品だと 13,000 円前後なので 12% ほど安いことになります。
まずはいつもの SD Card Test アプリのベンチマーク結果です。
ライト性能は 66MB/s、リード速度は 88MB/s でした。
過去にテストした SanDisk Extreme Pro UHS-II 64GB の性能がライト 66MB/s、リード 86MB/s だったので、ベンチマークアプリ上は同等以上の性能を有することになります。
続いて、ミラーレス一眼カメラ(EOS R)と GoPro Hero7 Black を用いて実施したストレステストに基づく評価をお示しします。
テスト内容と結果は次の通り、【テスト 1】 EOS R の高速連写(9 コマ/秒)でバッファーがフルになるまで何枚撮影できるか。
結果 : 307 枚を撮影しても尚、シャッターを切る速度が落ちることなく撮影を継続できた為、テストを終了した。
SanDisk Extreme Pro UHS-II の場合、124 枚を撮影した時点でシャッター間隔に遅延が生じた為、SanDisk カードよりも性能は良いと判断できます。
【テスト 2】 EOS R の 4K@30fps(編集用 ALL-I 画質)で本カメラの制限である 29 分 59 秒の動画を撮影できるかどうか。
結果 : 予想どおり 29 分 59 秒撮影できた。
【テスト 3】 GoPro で 4K@60fps 動画を何分撮影できるか。
結果 : 撮影時間が 30 分 46 秒の時点でカメラが高温の為に強制終了した。
つまりカードの性能不足で停止しないことになります。
以上のテスト結果から、ProGrade Digital 128GB UHS-II カードは名実ともに実用的な製品だと評価しています。
今回のレビューでは、読み書き時のエラー率だったりファイルの一貫性といった品質についてはテストしておらず、あくまでも性能や費用対効果についてのみレビューしております。
Source : Amaozn.co.jp

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