Chrome OS向けのGoogleアシスタントがBetaチャンネルで日本語をサポート

Google の AI アシスタントサービス「Google アシスタント」が日本語環境の Chrome OS でも利用可能になる目処が立ちました。
Chrome OS 向けの Google アシスタントは海外では約 1 年判ほど前から提供されていますが、現行の安定版(Chrome OS 75)では未サポートの状態なので、日本語設定の Chromebook 等ではまだ利用できません。
そんな中、現在 Beta チャンネルで提供中の Chrome OS 76 で日本語に設定されている Chromebook 等で Google アシスタントが動くようになっており、これが安定版に昇格すれば正式に日本語に対応すると見られます。
Chrome OS の場合、Google アシスタントはキーボードや音声コマンドを使って起動することができ、Android のスマホやタブレットと同じ感覚で Google アシスタントを利用できます。
次のスクショが Chrome OS 向けの Google アシスタント画面です。
スマホやタブレットとは異なり、デフォルトではキーボードで調べたいことを入力するように設定されていますが、スマホやタブレットと同じように音声入力をデフォルトに設定することも可能です。
次の「何ができる?」画面のように、Chrome OS では様々な調べ物や機能の操作が可能です。
しかしまだ正式にリリースされているわけではないので、実行できないコマンドも多くあります(例えば野球チームの結果が表示されないとか、リマインダーの設定は出来ても一覧表示ができないなど)。
私は当初、Chrome OS 向けの Google アシスタントの使い勝手というのは Android のスマホやタブレットのそれに近いだろうと予想していましたが、実際に使用してみると、日頃の些細な PC 操作を代行してくれて役立つツールになると実感しました。
実例を紹介しますと、例えば、Chrome OS 端末のディスプレイはスマホやタブレットなんかより大きいので、ほとんどの情報が大きく詳細に表示されます。
Gogole アシスタントの結果画面がそのまま即席のアプリのように使えるので、様々な場面でわざわざ専用アプリを起動する作業をなくせます。
次の特徴は Chrome ブラウザとのシームレスな連携が PC 作業を楽にしてくれることです。
例えば、PC で調べ物をしたい時、まず、Chrome を開いてオムニバーにキーワードを打ち込み検索を実行しますよね。
たぶんこれは PC を利用している中で頻繁に行う作業だと思います。
Chrome OS 向けの Google アシスタントは Google 検索されるような質問や、カード表示できない質問を自動で Chrome の Google 検索に引き継ぐようになっているので、ネット検索にかかる手間を相当省くことができます。
他にも、近くに Gogole Home 等のアシスタントデバイスがあれば Chrome OS ではなく AI スピーカーが回答を出します。
以上のように Chrome OS 向けの Google アシスタントは意外と便利だと分かったので、早く正式にリリースされることを望みます。

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