ライオンの誕生日をパイ投げで祝って炎上 芸人じゃないんだからさぁ……

ホイップクリームたっぷりのパイを人の顔面に不意に叩きつける“パイ投げ”。日本のお笑い番組などではドッキリや罰ゲーム的に行われているこのイタズラを、なんと本物のライオンの顔に向けてやってしまう人が現れた。しかもそれが動物保護活動もしているNGOの代表だというから始末に負えない。

クルド系アメリカ人協力機構の代表を務めるBlend Brifkani氏は今月、団体が保護したライオンの誕生パーティーの映像を『Instagram』に投稿した。


https://twitter.com/MiddleEastMnt/status/1136993814089019393

チョコレートケーキを手にライオンの横でポーズをとるBrifkani氏。次の瞬間、ケーキをライオンの顔面に叩きつけた!?

驚いて前脚でケーキを何度も拭い取ろうとするライオン。その次の場面では、横たわるライオンを足音で挑発するような行動も映っていたという。

この映像は動物愛護家たちの猛烈な怒りを引き起こし、コメント欄には抗議が殺到。Brifkani氏はすぐに動画を削除したが、現在も彼のアカウントには抗議の書き込みが絶えない。Brifkani氏は「ライオンのことを親友だと思っているし、虐待の意図など毛頭なかった」とコメント。また「ライオンは安全に保護されており、まもなく野生に戻されるだろう」と付け加えた。

このNGO団体は過去にも、保護していた野生のクマをクルド地域の山に放す式典の際に、クマが暴れて複数の負傷者を出す事故を起こしていた。動物保護活動のポーズを取ってはいるものの、どうやらあまりその扱いに慣れているとは言えなさそうだ。

画像とソース引用:『Twitter』『rt.com』『Instagram』『いらすとや』より
https://www.rt.com/news/461333-kurdistan-ngo-lion-cake-face/[リンク]
https://www.instagram.com/blend_brifkani/?utm_source=ig_embed[リンク]
http://www.rudaw.net/english/kurdistan/070320182[リンク]

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. 政治・経済・社会
  3. ライオンの誕生日をパイ投げで祝って炎上 芸人じゃないんだからさぁ……
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。