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非公開: 【BOM】緑川創、ラジャ再挑戦も僅差で敗れる、名高は階級上げ勝利

非公開: 【BOM】緑川創、ラジャ再挑戦も僅差で敗れる、名高は階級上げ勝利

BOMプロモーション
「BOM‐THE BATTLE OF MUAY THAI SEASON2 vol.2」
2019年6月1日(土)神奈川・横浜文化体育館
緑川の蹴り足をキャッチし、軸足払いで鮮やかに転倒させるクンスック

▼第12試合 メインイベント ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
〇クンスック・シットシェプブンタム(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●緑川 創(藤本ジム/WKBA世界スーパーウェルター級王者、元新日本ウェルター級王者/挑戦者)
 緑川は2009年5月に日本ウェルター級王座を奪取。同王座は4度の防衛に成功して返上、ムエタイ最高峰のラジャダムナン王座を目指してタイ人を中心に戦ってきた。2019年4月14日にはペットカントン・ポー・ペットシリ(タイ)を破り、WKBA世界スーパーウェルター王座を獲得。試合後のリング上で「全力でタイのベルトを獲りにいきます」と宣言をした矢先に今回の大一番が決定した。
 2019年6月の同タイトル初挑戦時にはシップムーン・シットシェフブンタムに判定負けを喫し、王座獲得を逃している。2度目の挑戦で王座獲得なるか。
 1R、右ローを集中打する緑川に対し、クンスックはジャンピング前蹴り、飛び蹴り、サイドキックなどの変則蹴りを見せる余裕ぶり。さらに組んでは崩して緑川にペースを握らせない。
 2R、クンスックは右ハイを当てる場面があったものの、緑川の右ローが効き始めたか、右ストレートを被弾する場面も増え、3Rも勢いに乗る緑川は右ローに右ボディも混ぜて前へ。しかしクンスックは接近戦でヒジ、距離を取ってはテンカオ、右ミドルをテンポよく当ててうまさを見せる。
 4R、強引に前に出る緑川が左ボディから右ストレートを打ち込み、何度か顔をのけぞるクンスックだが決定打とはいかない。クンスックはテンポよく左ミドルを当てて緑川に主導権を握らせない。
 5R、前に出る緑川だが、クンスックは右ミドル、ヒザ。時間稼ぎかのように組み付いてはブレイクを待ち、余裕の試合運び。判定3-0でクンスックが勝利し、防衛に成功した。
ゲンカー(右)に左ミドルを見舞う名高(左)

▼第11試合 セミファイナル タイ国スポーツ協会ナーイ・カノム・トム・ライトフライ級王座決定戦 3分5R
〇名高・エイワスポーツジム(18=エイワスポーツジム/ルンピニー&ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●ゲンカー・ヌンポンテープ(タイ/タイ国スポーツ協会ナーイ・カノム・トム・ライト級2位)
 ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムのミニフライ級の統一王者である名高・EIWASPORTS(18=エイワスポーツジム)が早くも複数階級制覇に向け発進。ライトフライ級初戦は”ムエタイの父”の名を冠するタイトルの王座決定戦に臨む。
 1R、サウスポーに構える名高は距離を取り右ジャブと左ローでけん制。ゲンカーはジリジリと前に出ながら左右のロー、ミドルを飛ばし圧力をかける。
 2R、大振りの右ローを蹴り込むゲンカーにカウンターの左ストレートを合わせるのは名高。前蹴りも交えつつ距離を保ち、遠くから飛び込みボディに膝を蹴り込む。ゲンカーは変わらず右ミドルを中心に前進し、接近戦ではヒジも見せる。
 3R、ゲンカーが圧力を強め、右ミドルを放つ勢いのまま組み付き、至近距離で肘を振るう。ゲンカーの右ミドルをキャッチし、こかしを決める。
 4R、名高が距離を保つように下がりながら左ミドルをヒット。要所で名高の右前蹴りから左ミドルが決まる。
 5R、突進するゲンカーを前蹴りでいなす名高。至近距離で左右に体ごと移動し、サイドからヒザ蹴りをゲンカーに打ち込む。パワーと体格に勝るゲンカーは前進を続けるが、名高が距離を保ち切って判定をものにした。
 試合後、名高はマイクを握り「階級を上げ始めての試合でしたが、パワーや圧力がまるで違い、いい経験になりました」と階級の壁を感じたことを語り、「次に向けてもっと良い試合ができるように練習します」と、ライトフライ級へ適応していくことをファンに宣言した。
▶︎次ページは7月に那須川天心戦を控えるスアキムが4度のダウンを奪い圧巻のKO勝利

翔(左)に圧勝したスアキム(右)

▼第10試合 BOMスーパーファイト ライト級(61.23kg契約) 3分5R
〇スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)
KO 2R22秒
●翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
 ルンピニータイトルを保持するスアキムは現在『RISE WORLD SERIES 2019』に参戦中。7月には大阪で那須川天心との対戦が控えているが、大一番の前に自身の主戦場であるムエタイへの参戦を決めた。対する翔はINNOVATION&WMC日本ライト級の2タイトルを保持し、現在4連勝中。
 1R、右ミドルで前進するスアキムに、翔は左ミドルを返していくも打ち合いになると右ストレートを被弾しダウンを奪われる。
 翔は立ち上がるも、スアキムはカウンターの右ストレートで2度目のダウン奪取。ここで1R終了のゴング。
 2R、前進するスアキムは右ヒジでのけ反らせて右ストレートをクリーンヒットさせダウンを奪う。最後に再び右ストレートを打ち抜いたスアキムが圧倒のKO勝ちを収めた。
松本(左)とパンチで撃ち合うパコーン(右)

第9試合 BOMスーパーファイト 65kg契約 3分5R
〇パコーン・PKセンチャイムエタイジム(タイ/WMC世界ウェルター級王者)
判定3-0 ※50-48、50-46、50-46
●松本芳道(KICK-DIET/元新日本ライト級王者)
 パコーンは好戦的な猛ファイタータイプであり、ジョムトーン、ノンオーなど超一流トップ選手からも勝利した戦績を持つ”生ける伝説”。松本はキックボクシングからボクシングへ転向後、今年1月に再びキックボクシングへ電撃復帰。杉本卓也、前口太尊といった王者級を撃破し、勢いに乗ってレジェンドに挑む。
 1R、松本がサウスポーから細かくスイッチし、左右のフックで前進。距離を保つパコーンはパンチで応戦しつつ奥足に右ローを打ち込む。ガードの上からフックを連打する松本にパコーンは動じずに右ローを積み重ねる。
 終了間際に松本が飛びヒザ蹴りを繰り出すもパコーンが左手を突き出し届かせない。
 2R、パコーンが圧力を強め前進。右ストレートを伸ばし、右ローを松本の右前足すねに決める。モーションの大きいパコーンの右ストレートを避ける松本だが、距離をつぶされてパンチを打ち込めない。パコーンが右ミドルを使い始め、松本のボディをとらえる。
 3R、前に出るのはパコーン。足を使いまわる松本へ打ち込んだパコーンの右ストレートがアゴに浅くヒット。カウンター気味に打ち込まれるパコーンの右に松本の動きが止まり連打を浴びるシーンも。多彩なパンチを見せる松本だが、パコーンの威力のある右ローで勢いを止められる。
 4R、速い松本のフック連打をガードするパコーン。打ち終わりに返す右ローを松本が少し嫌がる。パコーンの右ストレート、左フックで押される松本だが、カモンジェスチャーを見せ闘志をアピール。終盤パコーンのヒザが屈んだ松本の頭をかすめる。
 5R、右アッパーから左ストレートのコンビネーションを見せる松本。パコーンは単発ながら威力のある右ストレート、右ローを返していく。打って来いと挑発するパコーンにコンビへ―ションを見せ、松本も挑発を返す。手数は松本が多いが一発でパコーンが流れを引き戻す。最後まで手を出し続けた松本だったが、ジャッジは終始圧力をかけ有効打を見せたパコーンを支持した。

ペッデート(右)の左ハイを食らう奥脇(左)

▼第8試合 WBCムエタイ世界ミニフライ級タイトルマッチ 3分5R
〇ペッデート・ボーサッパッパイ(タイ/WBCムエタイ世界ミニフライ級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/WMC世界ピン級王者)
 4月にムエタイの地域タイトルの一つである『ムエサイアムイーサン ミニフライ級タイトルマッチ』でKO勝ちした竜哉がWBCムエタイ世界王座に挑んだ一戦。対戦相手のペッデートとは昨年8月に対戦し、竜哉が判定負けしている。

 1R、右ロー主体の攻めの竜哉に、ペッデートはすぐに蹴り返していく。
 2R、右ロー、左ボディブローを見せる竜哉だが、ペッデートは圧力をかけて下がらせ右ミドル。さらにプレッシャーを強めるペッデートは4Rになると、首相撲で竜哉を捕まえて削っていく。5R、左ボディブロー、後ろ蹴りとKO狙いの竜哉だが、ペッデートの首相撲に捕まり決定打ならず。ペッデートが判定勝ちした。
▼第7試合 日本バンタム級(53.52kg)契約 3分5R
〇チェ・ソクヒ(韓国)
判定3-0 ※50-45、49-46、48-46
●鳩(TSK japan/WMC日本バンタム級王者)
▼第6試合 ルンピニースタジアムジャパン認定スーパーバンタム級(53.34kg)タイトルマッチ 3分5R
〇朝陽・PKセンチャイムエタイジム(エイワスポーツジム/MA日本フライ級王者、ムエサイアム・イサーン・バンタム級王者)
KO 2R1分20秒
●サムサー・シリラックムエタイジム(タイ/ルンピニースタジアムジャパン認定スーパーバンタム級王者)

▼第5試合 BOMスーパーファイト 63kg契約 3分5R
〇キヨソンセン・FLYSKYGYM(タイ/FLYSKYGYM/WMCインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※50-47、50-46、50-48
●石井達也(フリー/WMCインターコンチネンタル・スーパーライト級王者、元新日本ライト級王者)
▼第4試合 54.50kg契約 3分5R
〇HIROYUKI(藤本ジム/新日本バンタム級王者)
判定3-0 ※50-47、49-47、49ー48
●一航(新興ムエタイジム/WMC日本バンタム王者)
▼第3試合 58kg契約 3分3R
〇ヨードインシー・シリラック(タイ)
KO 2R2分42秒
●川原龍弥(北流会君津ジム/WMC日本フェザー級2位)
▼第2試合 スーパーバンタム級 3分3R
〇加藤有吾(RIKIX)
KO 2R2分7秒 
●明彦(尚武会)
▼第1試合 ライト級 3分3R
〇羅向(ZERO)
判定2-0
●将輝・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM)

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