ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方
面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]
ガジェ通制作ライブ
→ガジェ通制作生放送一覧

謎ルールが浸透? 山田優「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」に批判で国語辞典編集委員「間違っていない」

女優・モデルの山田優さんが2019年4月30日に『Instagram』で「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」と投稿し、「“お疲れ様”に違和感」「皇室をなんだと思っているのか」といった批判が集まったことに対して、専門家より「間違いではない」という指摘が上がっています。

『三省堂国語辞典』編集委員の飯間浩明氏(@IIMA_Hiroaki)は、「お疲れ様」を目上に使うことを不可とするのは「謎ルール」とツイート。

「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」というインスタグラムの投稿が炎上したそうです。目上への「お疲れさまでした」が不可とされるなら、それは新しい謎ルールの誕生だとしか言えません。炎上を伝えるニュースは〈日本語の使い方としては間違っているかもしれないが〉と述べますが、べつに間違っとらん。

飯間氏は、以前は目上に「ご苦労様」を使っていたものが、1990年代に「お疲れ様」がふさわしいとされるようになった変遷を説明。各国語辞典の比較で、『新明解国語辞典』第5版(1997年)が「目上の人には用いない」としているのが「異例」としています。

各種国語辞典が「お疲れさま」は目上に(も)使うと記す中、『新明解』(旧版)は「目上の人には用いない」とあり、異例です。このことも記しておきます。昔の語感で説明しているのかもしれません。現在、「お疲れさま」を目上に用いてOKという辞書は多く、この用法を不可とするのはやはり酷でしょう。

「うんちく王」として知られるラジオパーソナリティ・作詞家・漫画家の杉村喜光氏(@tisensugimura)も、「お疲れ様」は「本来は上下関係なし」としています。

山田優さんの「天皇皇后両陛下 お疲れ様でした」発言が炎上中らしい。
この「お疲れ様は目上の人に使ってはイケナイ」は平成になってからマナー本などに登場した新ルールだよね。本来は上下関係なし。
それ以前に記事の「違和感を感じる」が…。

杉村氏は「了解しました」についても「新マナーが異様に浸透している」と指摘しています。

これは難しくて「お疲れ様」も「了解しました」も本来使ってもよい言葉なのですが、新マナーが異様に浸透して、それを信じている上司が多くいるので話が面倒くさくなり「使わない方がよい」という忖度語になっているという話です。
マナー講師は「え、そうなの?」と驚かせるネタを今も仕込み中です

「格式張る必要がある?」といった声や「じゃあ何と言えばいいのか」といった疑問が上がっていた「お疲れ様」への議論。上司部下間で「失礼」とされるルールを皇室に適用する人が少なくなく、SNS上で噴出することに息苦しさを感じるのは筆者だけでしょうか?

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/IIMA_Hiroaki/status/1125401716487102465 [リンク]

ふじいりょうの記事一覧をみる

記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: ryofujii_gn

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。
スマホゲーム タラコたたき