「攻めてる」「アートっぽい」 『Netflix』のアニメ『リラックマとカオルさん』広告が皮肉すぎる
『Netflix』オリジナルシリーズの『リラックマとカオルさん』の電車内広告が、「攻めてる」「アートっぽい」と『Twitter』で話題となっています。
リラックマのアニメの広告が広告批判ですごく良かった。 pic.twitter.com/19jkhfVPrR
— 荒井杏五郎 (@arian_dw) 2019年5月6日
通路上に「スキャンダルを追いましょう」「英語を身につけましょう」、壁側に「自己啓発をしましょう」「お金持ちになりましょう」「自分にご褒美をあげましょう」「糖質を気にしましょう」、ドア横に「風邪でも頑張りましょう」といった文字が踊る『リラックマとカオルさん』の広告。「都会に住みしょう」と「郊外に住みましょう」が並んでいるあたり、不動産広告あるあるです。ツイートをみた人からは、「だいたいどの広告かわかる」「位置も完璧」といった反応が寄せられていました。
一方で、『リラックマ』がアイロニー溢れるメッセージを出していることに驚く声も。
リラックマなのにに広告は攻めたなw リラックマというキャラだから余計に毒々しさが出て良い感じ。 https://t.co/VlP11CdfbV
— ハモン (@amnesiac0511) 2019年5月6日
リラックマなのに広告は攻めたなw リラックマというキャラだから余計に毒々しさが出て良い感じ。
「広告の空虚さを表している」という感想のほか、広告代理店にとっては「ブーメランでは?」という疑問も上がっていたこの電車内広告。アニメのカオルさんは都内の小さな商社で働くごく普通のOLで、真面目な性格から日常にストレスを溜めがちな様子なので、そんな彼女が通勤中にどう広告を認識しているのか、ということも表しているのかもしれません。
リラックマとカオルさん(Netflix)
https://www.netflix.com/jp/title/80196883 [リンク]
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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