『エヴァ』ミサトさんのヱビスビール満載冷蔵庫に己を振り返る人続出!? 「今は買えない」「自分もダメな大人だった」

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『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトといえば、家でビールを飲んで同居している碇シンジに絡んでいるシーンが印象的ですが、『セカイ系とは何か』(星海社文庫)などで知られるライターの前島賢氏が次のようにツイート。さまざまな反応が集まっています。

1995年のあの頃、冷蔵庫がビールでいっぱいのミサトを、俺たちはだめな大人だと思っていた。だが、今、29歳で、冷蔵庫にエビスを詰められる社会人が何人いる。おまえは発泡酒、そこのおまえはストロングゼロ、そして俺は大五郎業務用ペットボトル4Lだ…

サッポロビールの『YEBISU』はスーパーなどで210円前後で販売していますが、若干贅沢なイメージを持っている人が多いかもしれません。『エヴァ』が放映された1990年代でも『黒ラベル』などより高めの価格が設定されていました。実際、経済的な理由で「今は買えない」という人が見られたほか、「大型の冷蔵庫買えない」という声も。

一方で、「ミサトさんはエリートだから」という指摘も。

ミサトさんの階級は一尉、第12話で三佐に昇進。自衛隊の場合、一尉の年収は350~650万円+ボーナス、三佐は400~700万円+ボーナスらしい。振り幅が結構大きいけど、これは勤続年数による差(任務の違いもある?)の模様。金のかかる趣味がないなら、エビスビール位は買える。

そのほか、年齢を重ねたことを実感する反応も寄せられていました。

あのころ、私もダメな大人だったんですよ。毎晩ビールを欠かせないような。
でも、今は安いウイスキーの水割で我慢してます。

私生活ダメダメでもきっちり仕事はしているのだから「ミサトさんすごい!」となるのは頷けますが、どれだけ働いても給与に反映されないから安酒で我慢しているという人にとっては思うところがあるのでは? 逆に言えば、手頃な価格帯のアルコール飲料が増えていることもあり、より「ダメな大人」が生まれやすくなっているのかもしれません。

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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