雨は吉兆の証? 天皇陛下が「まずい学食カレーのご飯だけは残さず召し上がっていた」エピソードも話題に
平成から令和に改元され、新たに即位された天皇陛下のお人柄について、法学者で1986年~1990年まで学習院大学に勤務していた玉井克哉氏(@tamai1961)がツイート。「驚いた」「正しくノブレス・オブリージュ」といった声が上がっています。
平成になったころ、私は学習院大学に勤めており、皇太子殿下は大学院生であった。学生の間では「あのまずい学食のカレーを、ご飯だけは一粒たりとも残さず召し上がるお方」として有名であられた。
帝王学とはそういうものだろうというのが、それ以来、先入観になっている。
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) 2019年4月30日
平成になったころ、私は学習院大学に勤めており、皇太子殿下は大学院生であった。学生の間では「あのまずい学食のカレーを、ご飯だけは一粒たりとも残さず召し上がるお方」として有名であられた。
帝王学とはそういうものだろうというのが、それ以来、先入観になっている。
「清貧さを体現されている」「天皇家と祭祀は、稲作と強く結びついているから」という反応のほか、外交の席で「どんなものでも食べないといけないお立場」といった理由が挙げられていた一方で、「学習院のカレーは不味かったのか」という声も。なお、現在の学食のカレーは「美味しい」という報告も寄せられています。
また、退位礼正殿の儀が執り行われた2019年4月30日と、即位後朝見の儀の5月1日は、両日とも雨天となりました。平成が終わることで「天が泣いている」と捉える人も多い様子でしたが、このことについて『腐女子交流記 ~アラサー×JK~』(KADOKAWA)のしののめしのさん(@sino_0717)が、次のようにツイート。
昨日の雨、私は単純にやだなぁってなってたんですけど神話好きの友達は「雨って汚れを流すじゃん?天皇陛下が退位されるときに雨が降るとかもう神話クラスタ胸熱で大興奮よ」て楽しそうに言ってたから、ほんっと知識は生活を豊かにするなって思った。
— しののめしの@腐女子交流記2巻発売中 (@sino_0717) 2019年4月30日
昨日の雨、私は単純にやだなぁってなってたんですけど神話好きの友達は「雨って汚れを流すじゃん?天皇陛下が退位されるときに雨が降るとかもう神話クラスタ胸熱で大興奮よ」て楽しそうに言ってたから、ほんっと知識は生活を豊かにするなって思った。
これに対しては「雨の日が受け入れられそうな気がする」という反応があったほか、このようなツイートも。
現皇太子明日から天皇な方は雨男で有名。でも実際外に出たりして事に当たると雨が止む。雨が降るのは陰陽和合であり神の眷属である龍の出迎えでもある。寧ろ神徳が高いと言える。
— zetumu (@zetumu) 2019年4月30日
現皇太子明日から天皇な方は雨男で有名。でも実際外に出たりして事に当たると雨が止む。雨が降るのは陰陽和合であり神の眷属である龍の出迎えでもある。寧ろ神徳が高いと言える。
また、別のユーザーからは三種の神器草薙剣についての解説が上がっています。
三種の神器草薙剣
日本書紀神代紀正文では「この剣は元の名は天叢雲(あめのむらくも)という。八俣大蛇の上に常に雲の気が漂っていたからかな~」と書いてあるので、この剣が帝から新帝に継承される今日と明日は雲が湧き雨を呼ぶのであります。瑞祥吉雨でありましょう。— 幣束 (@goshuinchou) 2019年4月30日
三種の神器草薙剣
日本書紀神代紀正文では「この剣は元の名は天叢雲(あめのむらくも)という。八俣大蛇の上に常に雲の気が漂っていたからかな~」と書いてあるので、この剣が帝から新帝に継承される今日と明日は雲が湧き雨を呼ぶのであります。瑞祥吉雨でありましょう。
今回の天皇陛下の即位にあたって、改めて日本が稲作の国であるということに光が当たっていると捉えることもできます。皇室の歴史はもちろん、天候や大地の恵みについて、感謝の念を思い出す機会にしたいものです。
※画像は『足成』より
http://www.ashinari.com/2008/10/29-009840.php [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
TwitterID: ryofujii_gn
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