藤岡みなみ|思い立ったがDIY吉日 <vol.29>
タレントの藤岡みなみさんが、モノづくりに対してのあれこれをつづるコラム連載!題字ももちろん本人。可愛くもシュールな世界観には、思わず引き込まれちゃいます。今回は、家庭内手作りブランド(!?)について。
藤岡みなみ
ふじおか・みなみ/1988年、兵庫県出身。テレビ番組・CMに出演からラジオパーソナリティ、エッセイストなど、幅広く活動。バンド「藤岡みなみ&ザ・モローンズ」ではボーカルを務める。
ブログ:藤岡みなみ 熊猫百貨店
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今回は家庭内ものづくり事情です。
―家庭内ブランドが2つ。
我が家には2つのオリジナルブランドがある。
私が総合プロデュースする刺繍コレクションの「ミナミ・フジオカ」と、義理の母がひとつひとつ手作りする編み物シリーズ「mamaknitting」だ。
主に家でのみ流通している。
普段は市販の服に刺繍をつけてます。
―職人芸の編み物。
私の刺繍シリーズは、iPadでデザインしパソコンでデータ化してから刺繍ミシンに自動で縫ってもらうものなので、すごいのは私ではなく機械とこの時代って感じである。
しかし、義母の編み物は完全に職人芸だ。
セーター、ポンチョ、帽子、靴下、大きいものから小物までなんでもござれ。一見同じようなカーディガンに見えても、一着一着違った繊細な模様が編み込まれている。
どこか学校で習ったのではなく、完全な独学で、十代の頃から周りの人が編むのを目で見て覚えていったそうだ。
4歳ぐらいのサイズのポンチョ。
―家庭内2大トップブランドのコラボを企画。
初めての孫が生まれるとわかったときの職人の力の入り具合はすさまじく、子どもはまだ世に出る前から大変な衣装持ちになった。
男でも女でもいいようにと、青色と赤色のポンチョを二着編んでくれたけれど、さすがに性別が分かってから編み始めても間に合ったように思う。
いまの小さな野望はこの2つをコラボレーションさせることだ。
手編みセーターの胸にオリジナル刺繍をつける。2大トップブランドのコラボとあっては、争奪戦間違いなしだろう(家の中で)。
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