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「人の痛みが分かる人は優しい」アニメ『さらざんまい』村瀬歩&堀江瞬インタビュー “つながり”をテーマに深いトークを展開

『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』など数々のヒット作を生み出している幾原邦彦監督のオリジナルTVアニメ最新作『さらざんまい』が本日4月11日よりノイタミナ枠で放送スタート。

幾原監督ならではの世界観に彩られた浅草の街を舞台に、カッパに変身した少年たちがゾンビと戦う、“つながり”がテーマの物語という、謎の多い本作。

先日3月24日に開催されたAnimeJapan2019のステージで、内山昂輝さんが「まだ言えない隠し玉が作品に隠されています」とコメントしたようにネタバレ事項も多い作品のようですが、メインキャラクターを演じる矢逆一稀(やさかかずき)役:村瀬歩さんと陣内燕太(じんないえんた)役:堀江瞬さんに、作品の見どころなどお話を伺いました。

今作に参加して得た意外な“つながり”、さらに2人の闇の部分など、様々な感情が入り交じる本作ならではのディープなトークが繰り広げられました。

キャストみんなも幾原監督の世界にのまれていった

――それぞれご自身のキャラクターをどう捉えて演じたか教えてください。

村瀬:一稀は自己肯定感も強くなく自罰的な性格で、過去のとあるトラウマから他の人とあまり関わらないように生きていこうとしています。人と関わりたい気持ちも多少あるけど、それを否定して生きているという感じの子です。話が進むにつれて徐々に他の人との関係が変わっていくので、そこに素直に気持ちを乗せていこうと思いました。

堀江:燕太はかつて一稀と2人でゴールデンコンビとしてサッカーをやっていたんですけど、ある理由をきっかけに一稀がサッカーをやめてしまった。そこから一稀との繋がりがなくなって、それでもまた一緒にサッカーをやりたいとやきもきしている男の子です。すごく友達思いだし、作中に登場する困っている人たち1人1人に燕太は向き合う。その人達と向き合って行く中で燕太自身も成長していくのを毎週台本を読みながら感じていました。第1話の時は人間として未熟な部分を感じるところも多かったんですけど、最終回まで録った後に振り返ると、燕太はすごく成長したなと感じます。思春期の吸収の大きさや、心の成長など振り幅を感じさせる男の子でした。

――アフレコは昨年の秋頃にはすべて録り終えていたとお聞きしています。

堀江:途中で1回アフレコの期間が空いたんです。でも僕は、空いたおかげで自分の中で感情を整理して声を当てることができました。しかも、内容の分かれ目としてもちょうどいい6話という区切りだったので、第1部、第2部みたいな気持ちで演じることができて良かったです。

村瀬:たしかにね。

――第1話は画もある程度出来上がっていたとのことですが、その映像を観ていかがでしたか?

村瀬:台本だけだと、結構わからない情報が多かったので、映像を観て「ああ、こういうことなんだ」と発見することが多かったです。

堀江:僕は、映像を観ても「?」が浮かぶところがあったので(笑)、そこは監督に自分の考え方で合っているのか聞いたりしていました。僕は幾原監督の過去作品は観ていましたが、村瀬さんほど幾原イズムに昇華しきれていない部分があったので、第1話などは質問することが多かったんですけど、後半になるにつれて、キャスト陣からの質問は少なくなっていって。

村瀬:スムーズになっていったよね。

堀江:それだけみんなも幾原監督の世界にのまれていったのかなと思いました。

――村瀬さんは元々幾原監督作品のファンということですが、幾原監督らしいなと思った部分は?

村瀬:ネタバレになってしまうのであまり話せないんですけど(笑)、幾原監督作品を好きな人だったら、「運命」とか「自己犠牲」などピンとくる人がいるんじゃないかと思います。でも、そういうテーマを持って観ていていても、今回の作品は「そうくるんだ!」と発見があったり、意外な点が結構あるので、そういったところも含めて面白かったですね。

――私も台本を拝見しましたが、幾原監督らしい映像が浮かび上がるような説明がト書き部分に書かれていたり、完成映像が楽しみになりました。

村瀬:尻子玉を抜かれるシーンはアフレコ時に映像として観ることができたんですけど、すごく独特なヌメヌメした動きをしていて、こだわりがあるんだなと思いました。

堀江:あれを初めて観る視聴者の方がどう感じたか知りたいです(笑)。

――文字だけではまったく想像が出来ないので楽しみです。では、アフレコ現場の印象を教えてください。

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記者:

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

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