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無名のアーティストが『サマソニ』に出られるチャンス!?『SocialVote』松山CEOインタビュー

音楽業界の不振は今に始まったことではないが、先日『2ちゃんねる』でも、「CDが売れず「音楽事務所」ビジネスの終焉 ミスチル解散の危機」*1 というニュースのスレッドに注目が集まるなど、深刻な状況になりつつあるようだ。

*1:「CDが売れず「音楽事務所」ビジネスの終焉 ミスチル解散の危機」2012年04月14日『livedoorニュース』
http://news.livedoor.com/article/detail/6467586/
※元記事:「ミスチルも危ない!? 「音楽事務所」というビジネスの終焉」2012年04月14日『日刊サイゾー』
http://www.cyzo.com/2012/04/post_10381.html

不振だ、と言われていても新しいアーティストは続々と生まれてくる。メジャーデビューし、売れることを夢見ているスターのタマゴは星の数ほどいるだろう。そんな彼ら(アーティストたち)を後押しするサービス『getstage』を運営している株式会社g&hのCEO松山仁氏に今回は話を聞いてきた。

どんなサービスで支援しているのか

「『getstage(ゲットステージ)』というサービスです。簡単に言うと、アーティストと、イベント主催者(ライブハウス等の会場やイベント)をマッチングするサービス。アーティストは自分の得意分野や、『YouTube』動画をマイページとして持つことができて、ハコ側はアーティスト募集したり、アーティストを検索したり、コンタクトをとれたりします」

松山氏が語るように『getstage』に掲載されているハコ側からの募集は、ラジオのパーソナリティー募集や番組のオープニングテーマ募集など、バラエティに富んでいる。マッチングをさせるための募集案件を『getstage』は探してきて掲載、アーティスト支援につなげているというわけだ。

どんなアーティストが登録しているのか

「有名どころは手話ダンサー集団のHandSignさんだったり、世界発売しているSonyのタブレット等にデフォルトソングしているアーティストだったり、ミュージシャンからダンサーまであらゆるジャンルのアーティストがいますね」

アーティストの登録には、魅力的な募集案件がないと難しい。そこを足で稼いでいるのが、松山CEOをはじめとした『getstage』スタッフたちだ。現状のアーティスト登録数は2000近いという。ほとんどがインディーズで活動しているアーティストのようだ。

そんな『getstage』が近日、『SocialVote(ソーシャルボート)』と呼ばれるサービスをローンチするとのこと。そのサービスについていくつか聞いてみた。

『SocialVote』とはどんなサービスか

「アーティストの人生が変わっちゃうサービスです。利用者はアーティストや企業、様々なステージの主催者です。アーティストはステージやコンテストに応募して、周りのファンの力を使うことによって、出たいステージに出場できるというサービス」

そう語る松山CEOの目は自信に満ちている。
仕組みは簡単だ。アーティストは『getstage』と同様にプロフィールをアップ。応募したいプロジェクトにまずは応募する。その後、自分がそのプロジェクトに参加していることをファンや知人に知らせ、『Facebook』の“いいね!”ボタンや『Twitter』の“tweet”ボタンによる投票をしてもらうだけである。審査項目には投票数もあり、アーティストの実力と一緒に測られる。

一方、企業側はプロジェクトを作り掲載していく。従来のキャンペーンの仕組みは「100万円が当たる!」だとか、「旅行が当たる!」といった抽選やアンケート、審査員形式が多かった。しかし、『SocialVote』でキャンペーンを実施することで、既にファンのいるアーティストたちが自分たちの周知させたいという欲求も兼ねて情報を拡散し、それがそのままキャンペーンの情報拡散につながるのである。

松山CEOは「言い方はよくないかもしれないが」と前置きしながら、このスキームを「欲求を軸にした拡散マーケティング」と語る。

同様のサービスが、海外にも存在している。『タレントハウス』というサービスでは、フォトグラファーがそのサイトを活用し、プロジェクトに参画することで名前を上げ、プロジェクト以外の仕事が受注できるようになったりと、アーティスト支援の一端を担っている。

なぜ、このサービスを日本で展開しようと思ったか

「『getstage』を運営していて、やっぱり常にアーティストの活躍の場所を作りたいと思っているんです。どうやったらアーティストたちに活躍の場を与えられるか。さらに彼らはその情報を拡散したいはずなんです。それは企業も一緒です。拡散して喜ぶ人と企業をつないで、そのままサービスにしちゃえばいいじゃん、そう思って作りました」

『SocialVote』は、既に複数社からプロジェクトを受注している。日本最大級の夏フェス『サマーソニック2012』とのコラボも実現予定とのこと。『サマソニ』が実施してきた従来の一般的な投票ではなく、ソーシャルを絡めたオンライン投票を行うことで、参加アーティスト、参加ユーザーを増やし、『サマーソニック』のさらなるブランディングを強化する狙いだ。これを皮切りに、続々とプロジェクトを掲載していくという。

冒頭にも書いたように、日本の音楽市場は低迷の一途をたどっている。AKB48や嵐といった一部のミリオンセールスを除けばひどい有様である。
『SocialVote』が作りだす世界が、日本の音楽市場やエンタメ市場を救う一手になってくれることを願ってやまない。

※画像はイープラス公式サイト(http://emeets.jp/pc/ss12/)、『getstage』公式サイト(http://www.getstage.com/)のキャプチャおよび松山CEO

※この記事はガジェ通ウェブライターの「ホアキング」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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