MIT発スタートアップ「Optimus Ride」がニューヨークとカリフォルニアで自動運転車を展開へ

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米マサチューセッツ工科大学(MIT)から2015年に独立したボストンのスタートアップ企業「Optimus Ride(オプティマス・ライド)」は、2019年内にニューヨーク市のインダストリアルパークとカリフォルニア州フェアフィールドの集合住宅で自動運転車を展開する計画を明らかにした。

・ニューヨークとカリフォルニアで自動運転車を導入

「Optimus Ride」の自動運転車が導入されるのは、海軍造船所の跡地を再生した敷地面積300エーカー(約1.2平方キロメートル)の大型インダストリアルパーク「Brooklyn Navy Yard」と80エーカー(約0.32平方キロメートル)の高齢者向け集合住宅「Paradise Valley Estates」だ。

400社以上の企業が入居し、およそ9000人が勤務する「Brooklyn Navy Yard」では、2019年第二四半期に、敷地内を巡回する自動運転型シャトルバスの運行を開始。

「Paradise Valley Estates」では、住民が買い物や通院などにオンデマンドで利用できる自動運転車が2019年夏から配備される。

・ニューヨーク州で初の商業用自動運転車プログラムとしても話題に

「Optimus Ride」は、2019年2月にも、大手不動産投資会社のブルックフィールド・プロパティ(Brookfield Properties)と提携し、2019年6月からバージニア州の複合商業施設「Halley Rise」で自動運転車を展開することを発表したばかり。

とりわけ「Brooklyn Navy Yard」での自動運転型シャトルバスの導入は、ニューヨーク州で初めての商業用自動運転車プログラムとなることから、注目を集めている。(文 松岡由希子)

Optimus Ride

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