防災の専門家登壇!意外と知らない防災グッズ「絆創膏」のヒミツ!!

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絆創膏やセロテープなど、暮らしの中の粘着テープでおなじみのニチバンは、モイストヒーリング(湿潤療法)を取り入れた「ケアリーヴ 治す力」シリーズから「ケアリーヴ 治す力 防水タイプ」の新サイズを3月5日より発売する。それに伴い、進化し続けるケアリーヴシリーズの商品理解促進のため、メディア向け製品体験セミナーを2月25日、同社で開催した。
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ニチバンは 1918年に「歌橋製薬所」として創業。1944年に「日絆工業株式会社」に商号が変更された。1948年におなじみの「セロテープ」の市販を開始。同年にガーゼと絆創膏が一体になった「OQ絆創膏」を発売した。救急絆創膏「ケアリーヴ」は1997年に発売を開始。絆創膏特有の「ふやける」という悩みや不満が見事解消され、ヒット商品となった。
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同社の事業では大きく、人の肌に貼る「メディカル事業」とものに貼る「テープ事業」に分かれる。メディカル事業では薬局・ドラッグストア向けの絆創膏類や医薬品を扱う「ヘルスケアフィールド」と、医療施設向け巻絆類やドレッシング材などを扱う「医療材フィールド」を展開。ドラッグストアなどで購入できる鎮痛消炎剤「ロイヒシリーズ」は、現在インバウンド層に大変人気で、まとめ買いをする旅行者が多いとのこと。

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テープ事業では文具や雑貨などを扱う「オフィスホームフィールド」と包装材料などを扱う「工業品フィールド」を展開。同社が初めて考案した葉野菜を束ねる紫色のテープ「たばねら」は現在でも圧倒的なシェアを誇る。
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続いて一般社団法人日本防災教育訓練センター 代表理事 サニーカミヤ氏が登壇。元福岡市消防局消防局レスキュー小隊長。国際緊急援助隊員、ニューヨーク州救急隊員など様々な経歴を持つサニー氏。長年の経験で培われた防災意識の重要性などを紹介。さらに防災に関するワークショップも行われた。
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さらにサニー氏は防災グッズとして「防水タイプの絆創膏」の必要性も指摘。暑い夏には汗で絆創膏が浮きやすくなってしまいがちだが、防水タイプならば防ぎやすい。また水害時の感染予防や、土砂のかき出し作業においても役立つという。また、傷口の消毒や手の清潔を保つためのグッズとしてスプレーノズル付きのボトル(水を入れておく)や、薄手の切れにくい耐切創手袋の重要性も強調した。
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メディカル事業部の小島氏より、絆創膏に関する知識、ちょっとした絆創膏の豆知識、同社新製品などを紹介。
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絆創膏は医療機器に分類され、さらにその中でも、不具合が生じても人体へのリスクが極めて少ないと考えられる「一般医療機器」と、不具合が生じても人体へのリスクが比較的少ないと考えられる「管理医療機器」に分類されるという。ケアリーヴが開発された当時は、塩ビ素材の廉価な絆創膏が主流だったが、女性ユーザーへのリサーチを実施して浮き彫りになった「着けた時のフィット感」や「着けているのが目立たない製品」などの課題を解決する、品質で勝負する絆創膏として発売した。高密度ウレタン不織布が使用された「ケアリーヴ」は、柔軟性に優れ全方向にほぼ均一に伸ばすことが可能。また通気性が良いので皮膚が白くふやけにくく、水に強いのも特徴だ。
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ハイドロコロイド素材という特殊なパッドが使用された「ケアリーヴ治す力」では、傷口を乾燥させるのではなく、湿ったまま密封させる「モイストヒーリング(湿潤療法)」を導入。傷口からは体液が出るのですが、この体液を最大限に活かすことで、傷をより早く、キレイに治し、かつ痛みを和らげることができる。
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実は、「ケアリーヴ」シリーズには50種ほどの、大きさや形状が異なるラインナップがあり、使用シーンなどに合わせて最適なものを選ぶことができる。
キャプチャ  3月5日(火)に、「ケアリーヴ治す力」よりシリーズ最小サイズとなる「スポット用」(16枚入り・希望小売価格750円/税抜)と、最大サイズの「ジャンボサイズ」(4枚入り・希望小売価格750円/税別)を発売。スポット用は22mm×27mmの小さな楕円状で、指の間など絆創膏が貼りづらい場所にもしっかりフィット。ジャンボサイズは80mm×100mmと肘や膝などの大きな傷にもしっかりカバー。どちらも防水タイプなのでシャワーや水仕事などでも気にせずに使えるのが特徴だ。

東日本大震災の起きた3月11日も目前となり、防災意識がさらに高まるこの季節。災害時の救急・衛生セットの1つとして、ぜひ絆創膏を準備してみてはいかがだろうか?

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