どういうこと!? サンリオ『ハローキティ』がハリウッド映画化決定!『ロード・オブ・ザ・リング』の製作会社が企画を進行

ワーナー・ブラザースが映画化を手がけ、サンリオの人気キャラクター『ハローキティ』がハリウッドデビューすることが決定したというビッグニュースが飛び込んできました!

サンリオとワーナー ブラザース ジャパンはハローキティを始めとしたサンリオキャラクターの全世界映画デビューを米国のワーナー・ブラザース・エンターテイメント傘下の映画製作会社で『ロード・オブ・ザ・リング』三部作等で知られるニュー・ライン・シネマ社と映画製作プロダクションのフリン・ピクチャー社が企画を進めていることを発表。

サンリオ、ニュー・ライン・シネマ、フリン・ピクチャー3社のパートナーシップにより、世界中で愛されているサンリオのキャラクターの映画化権を初めてメジャー映画製作スタジオに許諾する運びとなったとのこと。本作の世界配給は米ワーナー・ブラザース映画が手掛け、海外のファンには初めてハローキティを映画館で楽しむ体験ができます。

ハローキティのグローバルな映画デビュー作を届けるため、フリン・ピクチャー社のボー・フリンがプロデューサーを、そしてウェンディ・ジェイコブソン(Wendy Jacobson)がエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。

なお、本作は現在開発中のため、形式(実写、アニメ、CG など)や公開時期はまだ未定。サンリオの辻社長のコメントによると、ハローキティだけでなく、他のサンリオキャラクターも登場するのかも……!? 一体どのキャラクターが登場し、どんな作品になるのか……! 続報が楽しみです。

●株式会社サンリオ 代表取締役社長 辻 信太郎コメント
友情のシンボル、ハローキティを始めとした多くのサンリオキャラクターたちがハリウッドで映画化されることになり、非常に喜んでおります。この映画を通して、世界の隅々までに仲良しの輪、友情の輪が広がっていくことを心から願っております。

●ニュー・ライン・シネマ社 プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー リチャード・ブレナープレジデント兼チーフ・コンテント・オフィサー キャロリン・ブラックウッド共同コメント
私たちはサンリオとともに、この世界中で愛されてやまないキャラクターの映画化に携われることを大変嬉しく思っております。このような時代を超える知的財産の可能性を探求できる機会を得たことは、大変な名誉で貴重なものと感じています。ハローキティと彼女の仲間たちは数十年にも渡り世界共通の文化の一部となっており、今後彼女がこの新しい冒険でどこへ向かうのか、とても楽しみにしています。

●フリン・ピクチャー社 社長 ボー・フリン コメント
ハローキティは過去40年以上の間、世界中で最も愛されているキャラクターの一つです。この度、史上初となるこのキャラクターのストーリーを世界中の映画館に届けるという重大な責務に対し、サンリオの辻社長が私共を信用してくださったことを大変光栄に思っております。そして、ニュー・ライン・シネマ社とワーナー・ブラザース映画という長年のパートナーと共に実現できるのは夢のようです。ハローキティとサンリオはポジティブで家族向けの価値観を体現する存在であり、今こそハローキティのメッセージを世界に発信するには絶好のタイミングだと思います!

●ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 社長兼日本代表 高橋雅美コメント
ハローキティの映画を製作配給する機会をワーナー・ブラザース映画にいただけたことを誇りに思い、大変感謝しております。サンリオとワーナー・ブラザース映画が世界的に提携する事で、ハローキティの素晴らしい映画が生まれ、そしてハローキティがさらに世界中の多くの人々に愛され、お互いのビジネスがより大きく発展していく事を確信しております。

●ハローキティ
1974年にサンリオが生みだし、翌1975年に最初の商品を発売。1976年にはサンリオの米国進出に伴い、海外での商品販売をスタート。これまで日本国内での劇場映画、テレビアニメ等のほか米国企業製作によるテレビアニメシリーズ放送(1987年)の例がある。現在 130の国と地域で年間約5万種類の商品が販売されている。

●ニュー・ライン・シネマ社 (NEW LINE CINEMA)
ニュー・ライン・シネマ社は半世紀以上にわたり、革新性と独創性を背景に世界中の主流な観客、そしてニッチな観客ともに共鳴できるヒット作映画を製作するという輝かしい歴史を歩んできた。2008年からは米ワーナー・ブラザース・エンターテイメントの傘下となり、同社と連携をとりながら、独立した映画開発・製作を行い、映画の最大限の成果と効率を引き出している。
【主な製作映画作品】
アカデミー賞を受賞した『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』の三部作はそれぞれが世界で30億ドル近くの興行収入をあげており、その他作品は次のとおり:
『クリード 炎の宿敵』『死霊館』シリーズ、『IT イット“それ”が見えたら、終わり。』『ランペイジ 巨獣大乱闘』『カリフォリニア・ダウン』『セブン』『マスク』『セックス・アンド・ザ・シティ』『ラッシュアワー』『オースティン・パワーズ』『エルム街の悪夢』など。

●フリン・ピクチャー社 (Flynn Picture Co.)

ボー・フリンのフリン・ピクチャー社(以下、FPC)は世界中の観客に向けたクオリティの高い大作映画を得意としている。現在ニュー・ライン・シネマ社/米ワーナー・ブラザース映画と3年間のプロダクション契約に入っており、3社はこれまで12年以上契約を結んでいるパートナー。
FPCは世界的に32億ドル以上の興行収入を達成しており、近来では2020年7月に世界公開予定のドウェイン・ジョンソンとエミリー・ブラント主演によるディズニーの『ジャングル・クルーズ』の撮影を完了させた。
2018年には製作した2本の映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』(ニュー・ライン・シネマ/米ワーナー・ブラザース映画)と『スカイスクレーパー』(レジェンダリー・ピクチャーズ/ユニバーサル・ピクチャーズ)が世界中で大ヒットし、7億2500万ドルの興行収入をあげている。
FPCはローソン・マーシャル・サーバー監督兼脚本、ドウェイン・ジョンソンとガル・ガドット主演の『レッド・ノーティス(原題)』の撮影を今年の10月から開始する。
【その他主な製作映画作品】
『カリフォルニア・ダウン』『センター・オブ・ジ・アース』『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』など。

  1. HOME
  2. 映画
  3. どういうこと!? サンリオ『ハローキティ』がハリウッド映画化決定!『ロード・オブ・ザ・リング』の製作会社が企画を進行

non

アニメや可愛いものが大好き。主にOtajoで執筆中。

ウェブサイト: http://otajo.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。